便座から“煙”が…『温水洗浄便座の事故』に注意 火災等が10年間で69件発生 異常放置しヤケドのケースも
NITE(ナイト)=製品評価技術基盤機構が、温水洗浄便座の経年劣化や故障の放置による事故について、注意を呼びかけています。
トイレの掃除をしていると、横から水漏れが。ちょっと漏れているだけなら大丈夫と放置してしまうと、便座から煙があがりました。
NITEが公開した実験映像です。熱でプラスチックの表面が溶けてしまいました。
蓋を開けてみると、配線部分から煙が出ているのが分かります。これは、故障しているのにも関わらず使い続けたため、内部の配線がショートしたのが原因です。
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もし焦げ臭いにおいを感じたり、便座が温まらないなどの異常を見つけたら、使用をやめて修理を依頼しましょう。
そして、便座を掃除する際にもポイントがあります。洗剤を直接、機械を覆うプラスチック部分に吹きかけるのではなく、布に洗剤を吹きかけるなどして掃除しましょう。
温水洗浄便座による火災などの事故は、2023年までの10年間で69件あったということです。異常を放置してやけどをしたケースもあり、注意が必要です。