父・嘉文氏も通産相務める…岐阜3区の武藤容治衆院議員が経産相に内定「候補になるのは非常に光栄」
あす10月1日に総理大臣に任命されるのを前に、石破自民党新総裁は9月30日、衆議院を解散し、10月27日に投開票を行うと表明しました。永田町は一気に動き始めました。新内閣の内定も進んでいて、東海地方からは岐阜3区の武藤容治議員や、愛知8区の伊藤忠彦議員の名が挙がっています。
■東海地方からも大臣選出へ
30日午後3時。
石破新総裁:
「新政権はできる限り早期に国民の審判を受けることが重要である。10月27日に解散総選挙を行いたい」
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総理に就任前の異例の解散表明。そして10月1日の組閣を前に、早くも新内閣の顔ぶれが内定しています。その中には、復興大臣に愛知8区の伊藤忠彦(ただひこ)議員と、経済産業大臣に岐阜3区の武藤容治(ようじ)議員の名前もあります。
武藤議員は4代続く政治家一家で、外務大臣や通産大臣も務めた重鎮、武藤嘉文(かぶん)氏の息子で、就任すれば父が務めたポストの流れをくむ大臣を務めることになります。
各務原市民:
「長かったですね。毎年どうかなと思っていて。お父さんも(大臣に)なってみえるでね、よかったです、うれしいです」
Q.期待することは?
別の各務原市民:
「経済問題を。現役の方の収入アップ」
30日、各務原市にある武藤議員の事務所を尋ねてみると、人の出入りも少なく、静かな様子でした。
小檜山千代久秘書:
「10月1日に組閣なので、まだ決まっていることじゃないものですから、それ以降の対応になると思います」
武藤議員本人に電話で話を聞きました。
武藤容治衆院議員:
「まだ官邸から来ていないんだよ。候補になるのは非常に光栄なことなんだけど。昔から商工系は親父の時からそうなんで」
■選挙の準備進める野党候補者たち
同じ岐阜3区から立候補を予定している、国民民主党の仙田晃宏(せんだ・あきひろ)さんの事務所では、選挙はがきを用意するなど、慌ただしく総選挙の準備が進められていました。
国民民主党の仙田晃宏さん:
「麻生派の方は違う候補の方を応援されていましたので、入閣は麻生派からはないのかなと(思っていた)。給料をしっかり上げていくという点と、使えるお金を増やしていけるか。豊かになったと実感が持てるような日本をつくってまいりたいと思いますので、そこを軸に今回の選挙戦を戦ってまいりたいと思っております」
また、元職のれいわ新撰組・阪口直人(なおと)さんは、街頭に立ちました。
れいわ新選組の阪口直人さん:
「石破さんが総理になる、最高責任者になった時に、国民の命をどういうふうに扱うリーダーになるのかということについては、非常に危惧を抱いています。原発は廃止すべきだという強い考えを持っています。経産大臣は原発を推進する所管大臣ですので、まさにこの点について真っ向から意味を問いかけていきたいと思っています」
総選挙は10月27日に投開票されます。