三重県四日市市は、地元のバレーボールチーム「ヴィアティン三重」と女子ラグビーチーム「PEARLS」の選手から、アタックとタックルを受けることができるふるさと納税の返礼品を始めました。

■三重県四日市市がふるさと納税返礼品に新たな「コト消費」

 パラグライダー体験に、無人島をひとり占め、ご当地ヒーローになれるなど、「ふるさと納税」の返礼品はいまやモノばかりでなく、コト消費にも広がりを見せています。

四日市市もこれまでに、ライブハウスでの熱唱をプロモーションビデオに仕上げるサービスなど、個性的な返礼品も用意してきました。

【動画で見る】バレーとラグビーの選手から“感動体験”…ふるさと納税返礼品『アタックル体験』とは 既に1人から申し込み

四日市市が新たに始めた“感動体験”は、バレーボールのアタックにラグビーのタックルを合わせた「アタックル体験」です。

それぞれ寄付額は3万4千円で、四日市をホームとする男子バレーボールチーム「ヴィアティン三重」と女子ラグビーチーム「PEARLS」の選手から、アタックとタックルを受けることができます。

森智広 四日市市長:
「ファンの方はもちろんですけども、バレー・ラグビーをやっている方もですね、一度プロのアタック・タックルを受けてみるのも、すごく貴重な経験だと思います」

■“感動体験”を記者が体験…思わず出た感想

 この感動体験を今回、斉木敏人記者が特別に体験しました。斉木記者は1年前、海上保安庁などが行った水難救助訓練にも参加したことがあり、体力に自信があると自認する41歳です。

まずはラグビーのタックルを受けますが、衝撃は軽トラックにぶつかるのと同じ程ともいわれています。

斉木記者:
「本気で来てもらって大丈夫なので」

しかし斉木記者は、鍛え抜かれた肉体から繰り出される手加減無しのタックルを受けると、思わず茫然…。

斉木記者:
「人生で体験したことのない衝撃を今受けました。何とコメントしたらいいか分からないです」

続いては、体感速度150キロともいわれるバレーボール選手のアタックを受けます。

斉木記者:
「あっ痛ってぇ!」

斉木記者はレシーブを空振り、強打が太ももに命中しました。

斉木記者:
「太ももにすごい衝撃が走りました。これが感動体験ですか」

いったい誰が希望するのと思ってしまいそうですが、バレーボールのアタック体験は、すでに1人の申し込みがあったということです。