“靴の数や種類”も見られている…不審な人物が来訪した場合の対策 ドアあけず『インターホン越し』で会話を
闇バイトを使った強盗事件が関東地方などで相次いでいますが、愛知県内でも「不審な訪問業者」が住宅を訪れ、家族構成などを探ろうとされたなどの相談が警察に相次いでいます。不審な人物が訪ねてきた場合の対応について、警察が呼びかけています。
■「不審な人物」との会話は“インターホン越し”で
警察は、不審な人物が訪問してきた場合、インターホン越しで会話をするようにして、玄関のドアを開けて中に入れないよう呼びかけています。
金銭に関する話や「家族が家にいるか」「いつ留守にするか」など、家族構成に関する情報を聞かれても教えてはいけません。
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■玄関を見るだけで分かる「強盗のヒント」
不審な人物を玄関の中に入れてしまうと何も話さなくても、強盗に入る際のヒントを与えることになりかねません。
例えば印鑑が置いてあると、宅配がよく来ると推測され、宅配業者を装って侵入しようというヒントになります。
絵画や壺など高価なものがあった場合も「この家は裕福」と思われ、犯行のターゲットとなりやすくなります。
玄関にある靴の種類や数でも、家族構成などが推定できます。高齢者が履くようなマジックテープでとめる靴ばかりだと、高齢者だけが住む家庭として、被害に遭うリスクが高くなる可能性があります。
強盗犯は、若い男性がいる家庭は反撃される恐れがあると考え、警戒します。玄関に男性向けの靴や傘などを置いたり、ベランダに若い男性向けの服を干しておくのも効果的だということです。