
2024年10月、愛知県岡崎市にオープンしたハンバーガーショップ「ブリスクスタンド 岡崎店」は、兵庫県神戸市で行列ができるハンバーガーショップとして知られています。東海地方には初進出ですが、商品そのものも、そのネーミングも“大胆なメニュー”が人気を呼んでいます。
この店で人気なのは、半分に切られた状態で提供されるハンバーガー、メニュー名は「切ったやつ」です。

客ら:
「インスタで見てこれは、頼みたかったです」
「インパクトがありますよね」
「お肉がすごくあっさりしていて、おいしいお肉だなと思った。小食気味だったんですけど、ペロリといけちゃう」
「そのまま」のネーミングの理由を聞きました。
ブリスクスタンド岡崎店の担当者:
「女性やお子さまでも食べやすいように、半分に切ったというのがありまして。本店が神戸になるんですけど、関西弁で『それあかんやつやん』みたいな、“〇〇なやつ”みたいなのを関西ではよく言うので『切ったやつ』という名前になった」
インパクトがあるのはネーミングだけではなく、もちろんハンバーガーにもあります。
肉は国産牛100%、玉ねぎは淡路島産を使って3日間かけて仕込んだ煮玉ねぎで、こだわりの食材が使われています。
【動画で見る】ハンバーガーの概念を覆す…メニュー名はそのまま『切ったやつ』半分にカットし断面を“揚げ焼き”の状態に

全粒粉入りのバンズにのせたあと、ナイフで大胆に2つにカットして、切った断面を鉄板に寝かせます。
担当者:
「焼く時に肉汁があふれ出してきますので、そこの肉汁がもったいないなというところから、(バーガーに)かけて焼いたらどうかと」
肉汁の溶け出した油を使って、断面を揚げ焼き状態にします。

客ら:
「ザ・カロリーっすね」
「肉肉しくておいしい」
「トロトロ、サクサク、ジューシー」
「焼いた部分のサクサクと、中のやわらかさの加減が面白いなと思います」
お客さんも大満足しています。
また、岡崎店だけにしかない特別なモーニングメニューもあります。

ハンバーガーの概念を覆す「切ったやつ」は、午前10時半から1日およそ20個の数量限定販売です。