
愛知県豊橋市にあるキャンピングカーの製造・販売会社「ケイワークス」が、2025年3月3日に自己破産を申請したことが分かりました。キャンピングカーの人気が高まっている中での倒産ですが、何があったのでしょうか。
新型コロナウイルスの影響で火が付いたキャンプブームで、キャンピングカーも人気が高まっています。販売総額は年々右肩上がりで、2024年は1126億5000万円あまりと過去最高を更新しています。

人気の高まりと共に、国内の生産台数も増えてきましたが、2024年は落ち込んでいます。
【動画で見る】“認証不正問題”も影響か…キャンピングカー製造販売会社が破産申請 ベースとなる車両入手しづらく業績が悪化

この理由について、自動車メーカーの認証不正問題が影響したとみられています。
破産申請した「ケイワークス」は、ワンボックスカーなどを改造してキャンピングカーとして販売していました。
信用調査会社の帝国データバンクによりますと、認証不正問題などの影響もあり自動車メーカーから車両が手に入りにくい状態となり業績が悪化。積極投資の負債も重なり、破産申請につながったとみられています。