愛知県岩倉市のおやつの店「花餅sung(はなもちさん)」は、本物そっくりのユニークな野菜パンが人気です。これまで3種類ありましたが、2025年、新たに6種類が増え、再び話題になっています。

■“野菜そっくり”なパンが人気の「花餅sung」

 岩倉市の「花餅sung」は「まるでサツマイモのようなパン」や「まるでジャガイモのようなパン」など、野菜そっくりなパンが人気のお店です。

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2025年、一気に6種類がラインアップに加わりました。

かわいい見た目の「まるでトウモロコシなパン」。

黄色い部分は、かぼちゃパウダーで色付けし、葉っぱは生地に抹茶を練り込んで作っています。

中にはトウモロコシがぎっしり。マヨネーズと練乳で味付けされています。

花餅sungの崔充恵さん:
「中身をおいしく作らなきゃいけないので。トウモロコシがいっぱい入っているんですけど、香ばしさを付けるために、焼きとうもろこしにしてから作っています」

■「まるで豆」や「まるで果物」なパンも

「まるで豆なパン」は、抹茶を練り込んだ生地の上に、豆粒をイメージしたこしあんと、うぐいす豆入りの抹茶あんを並べて包み、枝豆のような形をしています。

野菜だけではありません。「まるで栗なパン」は、ゴマとココアパウダーで栗のような見た目になっています。

中には大きめにカットした甘栗と、きなこあん、黒ゴマが入っています。

「まるでレモンなパン」は、外がかぼちゃパウダーで色付けされていて、中には白あんとレモンピューレ、レアチーズクリームが入っています。

■インパクト大の「ニンニク」や「ネギパン」も

 これ以上にインパクトが大きいパンがあります。1つは「ニンニク」です。

花餅sungの崔充恵さん:
「ニンニクを炒めて香ばしさを出して、ホワイトソースにしています」

ニンニク入りのホワイトソースに、ベーコンと玉ねぎが入った惣菜パンです。

そして新作6種類の中で、お客さんの注目を一番集めていたメニューが 長ネギをイメージして作った「ネギパン」です。

客:
「なんだろうと思って。でも買う勇気はなくて」

別の客:
「長ねぎ?いや〜どんな味かなって」

刻んだネギをたっぷり入れて、そこに塩コショウをまぶし、チーズと牛乳、小麦粉で作った、自家製のクリームチーズを入れて巻いています。ネギが入ったグラタンのような味に仕上がっています。

■“見た目”のリアルさに苦労したネギパン

 一番苦労したのは「見た目」です。

花餅sungの崔充恵さん:
「色付けが難しくて、生地を緑にしたら筋が出ないし。どうしようかなと思った時に、ハケで抹茶の粉を塗ってみたらいい感じに筋になったので、これでネギいけると思ってやりました」

ネギとチーズの相性がバツグンと人気は上々です。

全部で9種類にパワーアップした野菜や果物のパンは、店舗以外では、2025年4月末から、名古屋駅のエスカで行われるイベントで買うことができます。