セブンルール
更新日:2019.10.10 17:22
放送日:10月15日(火)23:00~
カテゴリー:情報・教養
今回の主人公は、話題のドラマや「劇団☆新感線」の舞台など、多くのヒット作の振り付けを担当する振付師、川崎悦子。
なかでも、CMにダンスを取り入れた“武富士ダンス”は、当時大きな話題となった。その活躍は分野を越え、日本オリンピック委員会強化スタッフに任命されるなど、63歳となった今でも仕事のオファーが絶えない。
厳格な家庭に育ち、4歳からバレエを習っていた川崎。一度はOLになったが、役者の道を諦めきれず退職し、親からは勘当されたという。しかし、役者として芽が出ることはなく、お金を稼ぐために始めたのがバレエ経験をいかしたダンス講師のアルバイトだった。ダンスの楽しさを改めて知った川崎は、趣味でダンサーとしても活動を始める。そんな彼女がブレイクしたきっかけは、26歳の時、当時無名だったグループの振り付けだった。哀川翔や柳葉敏郎らが在籍し、のちに一世風靡セピアとしてデビューすると「前略、道の上より」が大ヒットを記録。その振り付けが話題となり、川崎に多くのオファーが舞い込むようになった。
TV・CM・舞台など多くの作品を手掛けている川崎だが、振り付けが思いつかず辞めようと思ったこともあるという。それでも “楽しくダンスを踊ってほしい”という一心で振付師という仕事を続けている。そんな彼女のセブンルールに密着する。