＜オトナの土ドラ＞リカ

　　会社の受付にリカが訪ねてきていると言われ、驚愕した本間は、取りあえず居留守を使う。なぜリカに勤務先がバレたのかと恐怖を感じる本間。
　受付に居合わせた坂井（内田健司）に、本間と連絡が取れなくて困っていると伝えたリカはそこで偶然、花山病院で同僚だった千秋（夏菜）と再会する。千秋が本間と同じ映画会社に勤めていると知ったリカは…。
　数日後、リカと待ち合わせをした本間は、マッチングアプリに登録したのは映画のリサーチのためであり、リカとの食事もあくまでもリサーチの一環だったと、正直に伝え謝罪する。謝礼金を差し出し、連絡を取るのもこれで最後にして欲しいと頭を下げる本間だが、リカの反応は意外なものだった。怒ってないし、むしろ映画の仕事のおかげで出会えた事を感謝していると言う。そして、「別居中の奥さんの事は早く忘れて、二人で一緒に新しい未来を作って行きましょう。私、きっといいお母さんになるから」と。リカが娘の事まで知っている事に本間は驚き、「いい加減にしてください！」と、怒ってその場を立ち去った。
　ある夜、妻の葉子（徳永えり）に反抗して家に来た娘・亜矢（稲垣来泉）と本間が、親子水入らずでピザを食べていると、インターホンが鳴る。ドアを開けた本間の前にいたのは…！
　そんな本間の窮地を見兼ねた坂井は、探偵映画の監修をしていた私立探偵の原田（柏原収史）を本間に紹介する。