<オトナの土ドラ>悪魔の弁護人 御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲(ソナタ)~

 

<オトナの土ドラ>悪魔の弁護人 御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲(ソナタ)~

放送日:12月21日(土)23:55~

カテゴリー:ドラマ

 御子柴がかつて殺人を犯した元少年Aであることが世間に知れ渡る。当然のように巻き起こる非難の嵐。そんな中、大ケガを負い入院を余儀なくされた御子柴の元に、とあるニュースが飛びこんでくる。医療少年院時代の担当教官・稲見が、入居する老人ホームで介護士の栃野守(小多田直樹)を殺害した容疑で逮捕されたというのだ。稲見は容疑を認めており、食事介助中の事件だったこともあり目撃者も多数いるという。
 テレビ画面に映る稲見を睨むように見つめる御子柴。その様子に洋子(ベッキー)は不安を抱くが……
 そんな洋子の不安は的中する。御子柴は強引なやり口で再び弁護を国選弁護人の宝来(本村健太郎)から強奪。警察の面会室で、稲見と対峙した御子柴は、間違いなく稲見が栃野を殺害したことを確信。有罪判決は免れない状況だった。
 「教官、なぜそんなに落ち着いていられる。これはあんたの裁判だ。負ければ一生刑務所の中だぞ」
 「俺は自分がしたことを受け入れるつもりだ。罪を逃れようなんて思っちゃいない」
 「あいつは復讐するつもりなんだ」
 違法すれすれのやり口で弁護を奪われた宝来は、次席検事の岬(津田寛治)に御子柴の狙いを告げ口する。岬はそんな宝来を軽くいなすが、御子柴を法曹界から追い出すためのある策を宝来にアドバイスする。少年法に守られ、罰から逃れた御子柴を許すわけにはいかない。岬は再び、法廷に立つ決意を固める。今度こそ、御子柴に引導を渡すために。
 そんな中、司法担当記者のあすみ(玄理)が、新たな情報を入手する。それは、御子柴がかつて医療少年院に入院していた時に、脱走騒ぎを起こしていたという事実だった。そしてその脱走を阻止したのが稲見だという。
 果たして、御子柴と稲見の間にはどんな因縁があるのか。御子柴の本当の目的は何なのか!?第二章・老人ホーム介護士殺害事件の裁判の幕が上がる!