伊勢神宮舞楽

 

放送日:1月2日(木)5:40~

カテゴリー:情報・教養

<見出し>
 舞楽「延喜楽」

<番組概要>
伊勢神宮・正月初神楽。令和に改元して初の舞楽は「延喜楽(えんぎらく)」。
朝鮮半島に起源を持つ舞楽とされ、またの名を「花栄楽(かえいらく)」ともいう。醍醐天皇の延喜8年(西暦908年)に楽曲を藤原忠房が、舞を式部卿敦実親王(しきぶきょうあつざねしんのう)が作り、その元号を採って楽曲名とした。大変めでたい舞で、慶賀の節には必ず奏されたといわれ、また行幸の際などに奏されたとの記録も多く残る。舞人の装束は萌黄色の襲装束(かさねしょうぞく)で袍の右肩をぬいだ「方肩袒(かたかたぬき)」の姿。その舞振りはゆったりとして、静かで柔らかく優雅な趣に富んでいる。