セブンルール  #131 映画配達人・教来石小織

 

セブンルール

放送日:1月7日(火)23:00~

カテゴリー:バラエティ・音楽

<見出し>
映画で子供たちに夢の種まきを!世界14カ国の途上国で、7万人の子供たちに映画を届けている、映画配達人・教来石小織(38)の7つのルールとは?

<番組内容>
今回の主人公は、途上国で移動映画館の活動をしている、NPO法人World Theater Project代表・教来石小織(きょうらいせき さおり)、38歳。これまで、世界14カ国、7万人の子供たちに映画を届けてきた。訪れるのは、主に電気もテレビもない途上国の農村。食料やワクチンを届けることが先ではないかと言う声もあるが、彼女には、あえて映画を届けたい理由があった…。

1981年、千葉県生まれの教来石。母親の影響もあって映画好きになった彼女だが、大学で映画を学び、監督を目指すものの、才能に限界を感じ、その夢を諦めた。その後、派遣で事務員として働くなかで思い出したのが、大学時代にドキュメンタリー映画を撮りに行ったケニアでのこと。村で子供たちに「将来の夢は何ですか?」と聞くと、出てくる答えが少なかった。その時、“知らない夢は思い描くことができない”ことに気づき、“いつか途上国に映画館を作りたい”という夢を持ったという。

そして2012年、カンボジアに単独渡航し、ベッドシーツでスクリーンを作って上映会を開いた。メンバーを力強く引っ張っていくようなリーダーではないという彼女だが、今では多くの人や企業に支えられ、応援されている。現地の人々の笑顔を見て映画を届ける決意をした、彼女のセブンルールに迫る。