奇跡体験!アンビリバボー

 

奇跡体験!アンビリバボー

放送日:1月9日(木)19:57~

カテゴリー:バラエティ・音楽

<見出し>
女性パラグライダー選手が競技中に上空1万メートルへ!!そこは気温マイナス55度酸素濃度地上の4分の1の死の世界。絶体絶命!!彼女の運命は!?

<番組内容>
 2007年2月20日、オーストラリアで開催されたパラグライダーの世界選手権。その6日前に前哨戦となる試合が開催。エワは女性ながらその飛行テクニックは一流で、世界選手権で優勝するため、並々ならぬ覚悟で臨んでいた。スタートして30分後、前方の雲が急速に発達し、他の選手たちは安全のため降下を開始。エワの無線にも降下するようにという指示が。エワは同じ先頭集団の優勝候補の選手が降下していない、積乱雲になる前にすり抜けられる、として勝ちにいくことを選んだ。
 しかし積乱雲の成長は予想よりも早く、エワたちを飲み込んだ。「助けて!!」エワからの無線はそれが最後だった…。上空5000メートル。それは通常、上空2000メートル付近を飛ぶパラグライダー競技では考えられない高度だった。地上ではエワのコーチやチームメートが心配する中、追い打ちをかける報告が入る。他の選手が積乱雲の中で落雷を受けて地上に墜落。遺体となって発見されたという。積乱雲は10000メートルの高さまで発達していた。上空10000メートルでは気温およそマイナス55度、酸素濃度は地上のおよそ4分の1。その上昇気流に巻き上げられると人間が生存できる可能性は限りなく0に近い。わずかな望みを託して繰り返し無線や携帯電話に連絡を取り続けるが一向につながらない。諦めかけたその時、なんとエワが携帯電話に出たのである。彼女の身に一体、何が起きたのか!?