セブンルール  移動販売員・東真央

 

セブンルール

放送日:4月14日(火)23:15~

カテゴリー:バラエティ・音楽

<見出し>
今週の主人公は、高齢化が進む町でお年寄りに食料を届ける移動販売員・東真央。
最初はビジネス目当て、実態は月収10万円ほど。それでも辞めない彼女のルールとは?

<番組内容>
人口の4割が65歳以上と高齢化が進む三重県紀北町で、食料品などを移動販売車で販売する東真央に密着する。
東の朝は6時に地元の卸売業者で買い出しをすることから始まる。食材や母・泰子さんが作ってくれた総菜などを軽トラックに積むと、毎日ルートを変えながら、人が集まる20カ所ほどを巡る。移動販売車の名前は「まおちゃんのおつかい便」。スーパーマーケットまで歩いて30分かかるような場所では大勢のお年寄りが車の来訪を待ちわび、足の不自由なお客さんの家には玄関先にまで商品を持っていく。お客さんたちには気さくに声をかけ、頼まれれば電話1本で大根1本でも届けるサービスの良さに、町の人たちも「あの人がおらんとやってけん」と信頼を寄せている。
 就職活動で迷っていた大学3年生の時、買い物弱者のニュースを見てビジネスになると考えた。自分にも当時80代の祖母がいたことが背中を押した。しかし当初は相手にされず、1軒1軒回って、大量に売れ残った品物を祖母がまとめて買ってくれたこともある。7年経った今は軌道に乗ってはいるが、それでも収入は1カ月に10万円ほどしかない。夕方と週末はまた別の仕事をかけ持ちし、文字通り休む暇もなく働き続けている。大学生の時に考えたような、ビジネス面での成功には結びついているとはいえない。彼女が移動販売車を走らせ続ける理由はどこにあるのか? そしてセブンルールとは?

※2018年8月14日に放送された回になります。