＜オトナの土ドラ＞ 隕石家族

＜見出し＞
　隕石が向きを変えた事で、これでみんな助かるんだ！と世間の空気がガラリと変わる。美咲（泉里香）は新たな自分になると疎開から戻り、片瀬（中村俊介）に告白した和彦（天野ひろゆき）は、ショックのあまり自分探しの旅に出る。結月（北香那）の彼氏である翔太（中尾暢樹）は、理由も言わず門倉家を飛び出して…。さらに正子（松原智恵子）の言動もおかしくなり…。ピンチ続きの門倉家。久美子（羽田美智子）はどうする？

＜番組内容＞
　地球に向かっていたはずの巨大隕石が突然向きを変えた。世間の空気はこれで助かるんだ！と、ガラリと変わり、一気に日常が戻ってきた。つまり、定員割れのお陰でたまたまＡ判定だった結月の東大受験もＥ判定になるわけで…。疎開していた人たちも続々と東京へ戻りだした。森山（遼河はるひ）を追って家を出た美咲もコソっと戻ってきたが、教師には復職せず自分のやりたいことをすると宣言する。
　和彦は、隕石衝突まで時間がない！と人生大一番の“片瀬に告白”をしたはずなのにとショックを受け、「自分探しの旅に出る」と、お遍路の旅へ。久美子は、前と同じ自分に戻ることなんて出来ないと、純愛と家族の二つとも手に入れることを改めて決意した。そんな中、翔太が働くカフェ『イスカンダル』の店長・古代鉄郎（ブラザートム）が「あと半年、どう生きるか心を打つ作文を書けば一億円」という懸賞に当選し、大金を手にしていた事が発覚。しかし、隕石が逸れた場合は返金の義務がある事を知らず散財、お金を返せず行方をくらます事に。
　ある日、翔太から「ちゃんと話したい」という改まったメールをもらう結月。それを知った久美子たちは「結婚では？」と色めき立つが…。「この家を出ていきます」…翔太は理由も言わず、結月と別れて門倉家を出ていってしまう。
　一方、ついに片瀬との密会が家族にばれてしまう和彦。近づいた真意や惹かれた経緯を話し、それは隕石による一時の気の迷いで「一番愛しているのはママ」だと訴える。しかしそんな和彦に、恐れていた事態が！さらに久美子から、正子がボケたみたいだと電話が入り、急いで帰宅しようとする和彦の前に、追い打ちをかけるように突然、片瀬が姿を現して…。