『セブンルール』  #165 漁師・川内谷幸恵

 

『セブンルール』

放送日:9月22日(火)23:15~

カテゴリー:バラエティ・音楽

<見出し>
会社員から転身し、北海道・余市(よいち)で極上のウニをとる漁師・川内谷幸恵。
「繊細なところは女性ならでは。それで対抗するしかない」と語る彼女のルールとは。

<番組内容>
札幌から電車で1時間半ほどの場所にある北海道・余市町。
ウイスキーの聖地として知られ、NHK連続テレビ小説「マッサン」の舞台にもなったこの町は、海の幸に恵まれた漁業が盛んな土地でもある。ここで全国でも数少ない女性漁師として活躍しているのが、今回の主人公・川内谷幸恵(かわうちやさちえ)だ。

余市町で漁師をする父・藤一(ふじいち)さんと母・伸子(のぶこ)さんの長女として誕生した。福祉施設の事務員として働いていた彼女にとって、転機となったのは5年前。父の藤一さんが心筋梗塞で倒れたことだった。「私が駆けつけたときには全然意識もなくて。もう元気な姿は見られないんじゃないかなと思った」
3日後に意識を取り戻し、奇跡的に持ち直した藤一さんだったが、これまでのように一人で漁をするのは厳しくなった。一念発起した彼女は、家業を継いで漁師になることを決めた。

川内谷がベースとする漁港では、季節によって様々な魚がとれる。夏場はウニ漁のシーズンだ。彼女が最も得意とするのがウニ漁。彼女がとるウニは品質が良く、専門店などが指名買いするほどだ。男性漁師が多数を占める中、その力の差を埋めていくために、彼女が武器にしているもの、それは女性ならではの“きめ細やかさ”や“工夫”だ。その方法とは・・・?

プライベートでは、3人の子供を持つシングルマザー。大学生の長男と長女はそれぞれ一人暮らしをしているため、現在は小学1年生の末っ子・遥泰(はるや)くんと暮らしている。育ち盛りの末っ子が常に近くにいるのを見ると、「漁師になって良かった」と思えることがあると話す。それは・・・。

「息子の世代でも“漁師っていいな”“海っていいな”と思ってもらえるように」
新しい漁師のあり方を目指す、川内谷幸恵の7つのルールに密着!