西川流初舞

 

西川流初舞

放送日:1月3日(日)5:30~

カテゴリー:情報・教養

<見出し>
 常磐津「粟餅」/西川流初唄十二支「元日」

<番組内容>
 日本舞踊の中でも歴史ある流派の一つ西川流。その演舞を紹介する年初めの恒例番組。
常磐津「粟餅」/風俗物と言われる種類の舞踊。江戸時代、車に臼を積んで街で粟餅を売る夫婦を表した物。冒頭は穏やかに餅をつく様子を描き、途中は平安の歌人「六歌仙」も唄いこんだと言われる、ユーモアを盛り込んだ作品となっている。
西川流初唄十二支「元日」/西川流にしかない独自の初唄。新年にのみ踊られる曲で、西川流と縁のあった作家が作品提供をしている。この曲は、ノーベル賞作家でもある川端康成が書き下ろしたもので、二世家元・西川鯉三郎が振付をした。新しき日のはじまりと、懐かしき景色が共にある心を、少なく美しい言葉にて描いた作品。