『セブンルール』  #190 「帆帆魯肉飯(ファンファン・ルーローハン)」店主・唐澤千帆

 

『セブンルール』

放送日:3月16日(火)23:00~

カテゴリー:バラエティ・音楽

<見出し>
コロナ禍の昨年11月、台湾の国民食・ルーローハンの専門店「帆帆魯肉飯(ファンファン・ルーローハン)」を東京・三軒茶屋に開店した唐澤千帆に密着。間借り営業で始めた店が評判を呼び脱サラしたが、1回目の緊急事態宣言で収入ゼロに。「諦めたくない」と自らの店をオープンしたものの、2度目の緊急事態宣言に…。逆境が続く中、試行錯誤を繰り返し店に立ち続ける彼女を駆り立てる思い、そして7つのルールとは。

<番組内容>
今回の主人公は、コロナ禍の昨年11月に東京・三軒茶屋に「帆帆魯肉飯(ファンファン・ルーローハン)」を開店した唐澤千帆(からさわちほ)。ルーローハンとは、しょうゆをベースに台湾料理の代表的なスパイス・八角で豚肉を甘辛く煮込み、白ご飯にかけた台湾の国民食。たまたま旅行した台湾で心奪われた彼女は、メニューがルーローハン一択の専門店をオープンした。中国語から勉強しレシピを学んだ本場の味に、「クセになるおいしさ」「他で食べるよりおいしい」と、お客さんの評判も上々だ。

元々会社員で料理人経験のなかった彼女は、休日にカフェを間借り営業して、ルーローハンの店をスタート。その味が評判を呼び、行列のできる人気店となった。3年で間借り先は4店舗に増えたが、会社員との両立が難しくなり、「両親に言えないまま会社を辞めて専業になってしまった」という。ところが、その半年後に1回目の緊急事態宣言が発出され、間借り先がすべてなくなり収入がゼロになった。先が見えない中で廃業を考えたこともあったが、「頑張れると思ったし諦めたくなかった」という彼女は、お金を借りて自らの店を持つ決心をした。

昨年11月、コロナ対策に工夫を凝らし開店にこぎつけたが、わずか1カ月半で2度目の緊急事態宣言が発出され、売り上げは2割程度落ちた。経営的には厳しい状況が続くが、「外出しにくい中で、ご飯を食べに来て“おいしい”って言ってもらえるのはうれしい」と明るく話す。

台湾、そしてルーローハンとの出会いで、人生が大きく変わった彼女。逆境の中でも、いつか自分が誰かの懸け橋になる事を夢見て奮闘を続ける「帆帆魯肉飯」店主・唐澤千帆の7つのルールとは。