オトナの土ドラ 『＃コールドゲーム』

＜見出し＞
救出されるのは優秀な家族だけであり、避難所の家族に優先順位がつけられているとの噂が広まる。競技会でも断トツ１位だった木村家は妬まれている、と良子（椿鬼奴）は祥子(羽田美智子)に警告する。そんな折、無線が繋がり避難所に救助部隊が派遣されることが確実と分かるが、救出人数はかなり少ないと知った如月(中村俊介)は考えを巡らす。一方、避難所内では謎の暴行事件が連続して発生。犯人は？動機は？大輝（結木滉星）は黒崎（篠原篤）が怪しいとにらむが…。

＜番組内容＞
　「聞いた？救出されるのは、ポイントの高い家族からだって」
　政府に救出されるのは限られた家族であり、避難所の家族に救助の優先順位がつけられているとの噂が広まる。如月支部長や小橋秘書（和田琢磨）にアピールして選ばれたい！！誰もがそんな計算をする中、先日の競技会でもダントツ１位の成績で何かと目立つ存在である木村家を妬む者は多い、と良子は祥子に耳打ちする。
　黒崎は、噂が広まっていることを危惧し、如月に木村家をひいきすべきではないと警告するが、如月は「皆の不満が全部あの家族に向きますから」と取り合わない。
　そんな中、避難所の中で藤岡（阪田マサノブ）や留吉（浅見小四郎）ら技術者が次々に襲われるという事件が起こる。誰が？何のために？救出順位が目的なら狙われるのは木村家のはず――大輝は黒崎が怪しいとにらむが…。一方、時折見せる偽装兄の暗い一面を見て、陽菜（久間田琳加）は大輝の生きる理由に触れてみたいと思うが…。
　一方、政府と無線が繋がった如月は、第七支部に救助部隊が派遣されることが確実だと知る。しかし――「救出される人数は８名」
　少なすぎる。周知されればさらに混乱必至のこの情報を、如月は一旦、腹心の者だけにとどめるが、それがやがて避難所内に新たな波紋を生んでいく。