サザエさん

＜見出し＞
＜波平、ぬれ落ち葉＞＜マスオ、夢見るバイオリン＞＜フルーツ牛乳友の会＞

＜番組内容＞
　＜波平、ぬれ落ち葉＞
　会社帰り、波平が電車に乗っていると、正面に座っている婦人たちが「定年後の夫が何もできなくて、付きまとって困る」と話している。そういうのをぬれ落ち葉と言うらしい。話を聞いていた波平は、自分はぬれ落ち葉にならないように気をつけようと思う。翌日から波平は「何か手伝うことはないか」とフネに付きまとうようになる。

　＜マスオ、夢見るバイオリン＞
　路上のバイオリン奏者を見たマスオは、自分も久しぶりにバイオリンが弾いてみたくなる。さっそく家で弾いてみると、家族から「近所迷惑」「カツオが勉強に集中したいから」などと理由をこじつけられ、止めるように言われる。会社帰り、マスオは駅前にバイオリン教室を見つけ、そこに通うことにする。

　＜フルーツ牛乳友の会＞
　カツオが登校すると、教室で女の子たちが盛り上がっている。銭湯の湯上りに飲むフルーツ牛乳がおいしくて、皆で通っているという。中島も飲んだらしく、カツオは銭湯のフルーツ牛乳が飲みたくなる。家族に銭湯に行きたいと頼むが、なかなか連れて行ってもらえず、我慢できないカツオはつい寝言で「フルーツ牛乳…」と呟いてしまう。