『セブンルール』  #258 声優・田中真弓

 

『セブンルール』

放送日:8月9日(火)23:00~

カテゴリー:バラエティ・音楽

<見出し>
声優・田中真弓に密着。海賊王を目指す少年・ルフィと仲間たちの冒険を描いた大人気アニメ『ONE PIECE』で、長年にわたり主人公・ルフィを演じる彼女の作品への思いとは? 声優界のレジェンドとして第一線で活躍しながら、一方で、役者として舞台に立ち続ける彼女の知られざる素顔も明らかに。国民的キャラクターに命を吹き込む田中真弓の7つのルールに迫る。

<番組内容>
今回の主人公は、声優の田中真弓。国民的アニメ『ONE PIECE』 のルフィをはじめ、『ドラゴンボール』のクリリンや『天空の城ラピュラ』のパズー、『忍たま乱太郎』のきり丸など、デビュー以来、200以上もの役を演じてきた声優界のレジェンドだ。

声優を始めて44年、そのおよそ半分をかけてルフィを演じ、いまや『ONE PIECE』の看板でもある田中は、普段からキャラクターたちに囲まれて生活している。自宅にはあふれるほどのワンピースグッズ。原作者の尾田栄一郎や、共演する声優たちとは個人的な付き合いも多く、部屋のいたるところにお宝が眠っている。そんななか、意外にも彼女がいちばん好きなキャラクターがルフィではないことが判明。長年にわたってアニメの声優を務めてきた彼女だからこそ気づいた、男性キャラクターに対する、ある持論を展開する。

また、「声の使い方が唯一無二」「声を放った瞬間に表情が見えてくる」と、声優仲間がその実力を絶賛する一方で、田中は、戦うシーンで大声を張り続けることが年齢とともにつらくなってきたと本音をもらす。そんな彼女が、商売道具ともいえる喉を守るために行っていることを披露するほか、ついに最終章に突入した『ONE PIECE』の原作への思いも明かす。

「すごいのはルフィであって私ではない」と謙虚な姿勢を貫く彼女は、一方で、「私自身を見てほしい、私の生身の肉体を通しての芝居を見てほしい」との思いから、役者として小劇場の舞台に立っている。実は声優業よりも役者業の経歴の方が長く、声優として名をはせた今もなお、彼女は自身の原点ともいえる、小さな舞台に立ち続けている。忙しい日々のなか、体はときに悲鳴をあげているというが、それでも譲れない思いとは? そこには、ルフィから教わったといって過言ではない、彼女のあるルールがあった――。