『セブンルール』  

 

『セブンルール』

放送日:8月16日(火)23:00~

カテゴリー:バラエティ・音楽

<見出し>
ダイヤモンド社の編集者・金井弓子に密着。書店の児童書コーナーに数多く並ぶ、ゆるかわいいイラストとユニークなテーマの生き物図鑑。そのブームの火付け役ともいわれる彼女が本に魅了されたのは、小学校4年生の頃。原点には、幼少期からのコンプレックスと、そこから生まれたある思いがあった。子供たちを夢中にさせる本を次々と生み出すヒットメーカー、金井弓子の7つのルールとは?

<番組内容>
今回の主人公は、ダイヤモンド社の編集者・金井弓子。かつて地球上にいた生き物たちが、絶滅した理由を自虐的に語る、笑えて学べる図鑑『わけあって絶滅しました。』は、シリーズ90万部の大ヒット。さらに、偉人の失敗や人間くささを紹介した『東大教授がおしえる やばい日本史』も、シリーズ69万部のロングセラーを記録。5万部売れたらベストセラーと言われる出版業界で、彼女が手掛けた本は立て続けにヒットを飛ばしている。

展覧会を開催するまでの人気作となった『わけあって絶滅しました。』シリーズ。金井弓子が絶滅生物に面白みを見出したきっかけは、自身の小学生時代にあった。クラスで目立つタイプでもなく、ましてや何かで表彰されるような経験もなかったことがコンプレックスだったという彼女。しかし一方で、「別に1番になれなくても、自分には自分の良さがあるという謎の信念みたいなものがあった」といい、それが人生の支えになったからこそ、いわゆる勝ち組ではないものにスポットを当てたいと思ったという。

だからこそ、編集者としてのこだわりは強く、どんな状況でも決して妥協はしない。ときに、本のデザインをめぐってヒートアップした打ち合わせを繰り広げ、粘りに粘る。
締め切りが数日後に迫っていても、新たにいいアイデアが生まれれば、それを生かすことを選択する。
今回カメラは、著者に「自分の意見が強い」と言わせるほど、読者に本を手にとってもらうための努力を惜しまない彼女の姿に密着。

彼女が語る、編集者として欠かさない“ある習慣”とは。“ゆる系イラスト動物図鑑”のブームを作ったヒットメーカー、編集者・金井弓子の7つのルールに迫る。