JEMTCスペシャル 碧い楽園 ~地球のミライをつなごう~

 

JEMTCスペシャル 碧い楽園 ~地球のミライをつなごう~

放送日:1月6日(土)16:00~

カテゴリー:ドキュメンタリー

<見出し>
 東海地方ともゆかりの深い「ラッコ」や「ウミガメ」。自然界では様々な要因でその生息が脅かされている。海洋生物のおかれた現状や保護活動などを紹介する。 

<番組内容>
絶滅の恐れがある野生動物を調査した「レッドリスト」。
その数は今や爆発的に増加し、絶滅危惧種は世界で4万種を超える。
東海地方ともゆかりの深い「ラッコ」や「ウミガメ」も、自然界では様々な要因でその生息が脅かされている。
海洋生物のおかれた現状や保護活動を知ることで、未来に向けた人との共存、地球環境を見つめなおす。キュートな行動で人々を魅了する「ラッコ」
三重県にある鳥羽水族館でもパフォーマンス豊かなラッコは人気者。彼らはただ可愛いだけではなく、海の生態系において重要な役割を持つ「キーストーン種」であることが最近の研究でわかってきた。
ラッコの日本の生息地として知られる北海道では、乱獲などにより20世紀初めにその姿を消した。しかし近年、道東の沿岸で、その生息や繁殖も確認されるようになってきた。
上白石萌歌が ラッコの生息地である霧多布岬を訪れ、地元北海道大学の研究者に話を聞きながら、野生ラッコを探していく。世界中に生息するウミガメも、そのほとんどが絶滅の恐れに瀕している。
「砂浜の減少、海洋ゴミ、光害」といった【生環境の破壊】に加え、「海水温上昇」など【気候変動】も大きな影響を与えている。
名古屋港水族館は、世界初となる屋内施設でのアカウミガメ繁殖に成功。海洋の未解明回遊ルートを探る調査を行っている。また、東洋のガラパゴスとも言われる小笠原諸島はアオウミガメの日本最大の産卵地。
島では積極的な保護活動が行われ生存率も向上、未知なる生態の調査も進められている。敦士がウミガメの楽園を訪ね、保護活動に密着、海洋生物との共存のあり方を考える。