中村屋ファミリーの1年間の軌跡を丁寧に追いかける『中村屋スペシャル』最新作。
2月2日(木)は「中村屋」にとって大きな節目の日。勘九郎の5歳の長男・七緒八と3歳の次男・哲之の2人が兄弟そろって初舞台を迎え、それぞれ「三代目中村勘太郎」「二代目中村長三郎」を名乗る。亡き勘三郎の愛した孫たちが、いよいよ歌舞伎俳優へのスタートを切る。
七緒八が名乗る“勘太郎”は父・勘九郎の前名、弟の哲之の“長三郎”は中村屋の由緒ある名跡。歌舞伎界にとっても一大イベントとなっているが、ちょうど30年前の1987年に5歳と3歳でデビューを飾った勘九郎と七之助の初舞台と同じ形で、演目も同じ「門出二人桃太郎」ということで、まさに運命の写し絵ともいえる。
2月2日(木)が初舞台公演の初日。その翌日に放送される当番組は、その大舞台に臨む子供たちの舞台裏を1年にわたり取材した感動ドキュメント。最大のみどころは、日本中の注目が集まる初舞台の初日に向けた稽古のラストスパートから、緊張の本番までのハラハラのドキュメント。勘太郎と長三郎の初舞台「門出二人桃太郎」の稽古では、父であり師匠でもある勘九郎はもちろん、母の前田愛、そして亡き勘三郎の妻・好江さんも厳しく指導にあたる。ついに迎える歌舞伎座の大舞台初日!父・勘九郎、母・愛の胸中は…?果たして、一生に一度の大事な舞台を2人の子供たちは無事に務めあげることができるのか?
金曜プレミアム
更新日 : 2017/01/30 14:11