老女が謎の死を遂げた。教会の懺悔室にやってきた葉子(田中麗奈)は、神父(伊武雅刀)に心情を吐露。人の苦しむ姿が生きている実感を与えてくれると話す葉子が、悪魔に支配されていると感じた神父は、救いへと導く道しるべになると、聖書を学ぶよう諭す。
病室で見つけた患者名が書かれたメモが気になっている難波(中村蒼)は、芳賀(篠原篤)の協力のもと調査を開始する。難波は葉子にそれとなくメモの謎を話してみるが、軽くあしらわれる。また秘密を嗅ぎまわる難波に対し、先輩でもある医師・吉田(鈴木省吾)は病院を敵に回さぬようにと忠告する。すると、難波は謎の腹痛に襲われるなどのトラブルに巻き込まれる。
そんな折、最初のデートで葉子に一方的にもて弄ばれた大塚(大倉孝二)が、突然病院を訪れ、葉子に新たなデートの約束を取り付ける。しかし、葉子のまたしてもつれない態度に大塚は苛立ちを隠せない。
小児科病棟には、仲良しの2人の児童が入院していた。先に退院してしまう女児を寂しく思う男児が「まだ治らなければいいのに」と言うのを聞いた葉子は、聖書の一節をもとに、ある企みを実行する…
<オトナの土ドラ>真昼の悪魔
更新日 : 2017/02/08 13:01