葉子(田中麗奈)が勤務する病院に神父(伊武雅刀)が人間ドックの申し込みにやってきた。葉子は神父に、これからは自分らしく生きることに決めたと宣言する。
心療内科医の病室では、すっかり生気を無くし、葉子に洗脳されたかのように従順な難波(中村蒼)が、一心にペンを走らせていた。葉子は亡くなった父・徳広(村井國夫)が最後に言いたかったことの意味を知るために、作家志望の難波に自分の生い立ちを小説の題材として提供していた。
一方、葉子と婚約した大塚(大倉孝二)は、自分のスマホに登録していない番号から葉子を中傷するメールが多数入ってきているのが気になっていた。ホテルのバーで葉子を待っていると、かわりにやってきたのは芳賀(篠原篤)だった。メールの犯人はお前かとなじる大塚に、芳賀は葉子への思いをぶつけ、大塚を挑発する。
そんな折、浅川(瑛蓮)が手術を担当し、その後死亡した患者の妻が、医療ミスだと病院に詰め寄る。その妻は熱心に教会に通っていたため、神父とも顔見知りだった。その話を聞いた葉子は勝手に金で示談を持ちかけたが断られ、いら立ちの表情を見せる。「愛をお金で量るのは間違いだ」と非難する神父に対し、葉子はさらに怒りに火をつけ…。すると後日、その妻に思いもよらぬ恐ろしい災難が降りかかる…。
<オトナの土ドラ>真昼の悪魔
更新日 : 2017/03/01 18:00