強制わいせつやストーカー、痴漢、盗撮など、女性や子どもを狙ったこれらの犯罪は、被害者の身体だけでなく心まで深く傷つけます。しかも、私たちのすぐ近くで日々起きているのが現実です。
ストーカー犯罪の被害者と加害者は、両者が交際関係にあった場合など面識のある場合が多く、対応が遅れがちですが、ストーカー対策で一番大切なことは、「一人で悩まず、早期に手を打つこと」です。番組では、警察の相談窓口や、対応の取り組みをリポート。その他、「個人情報の管理」「断固拒否の姿勢を見せる」「決して感情的にならない」など、自己防衛の心得なども紹介します。
番組では、同じような悲劇を繰り返さないためにも、痴漢・盗撮被害者や、ストーカー行為の末に殺されてしまった被害者の遺族から、お話を伺いました。
痴漢・盗撮対策としては、朝の通勤ラッシュで活躍する鉄道警察隊に密着。同じ区間で行ったり来たりを繰り返し被害者を物色する『トンボ』や、混雑を利用して被害者に密着する『くっつき虫』など、痴漢・盗撮の手口を紹介。その対策や被害にあった時の対応をリポートします。
子どもの防犯対策では、「ついていかない」「みんなといつもいっしょ」「きちんと知らせる」「おおごえで助けを呼ぶ」「にげる」を合言葉にした5つの約束「つみきおに」などを紹介します。
このほか、番組では、ウィメンズマラソンの警備を担当した走る女性警察官ランニングポリスや、自転車利用者の交通事故を減らすために活躍する自転車部隊「B-Force(ビーフォース)」、広報活動の華になる警察音楽隊の活動なども紹介します。
追跡! 愛知県警事件ファイル
更新日 : 2017/03/17 10:36