今週の主人公は歴史学者の北川智子、37歳。29歳の若さで学問の世界最高峰であるハーバード大学の教壇に立ち、彼女にしかできない“Lady Samurai”という日本史の講義を行い喝采を受けた、日本が世界に誇る才女だ。
現在はカリフォルニア大学バークレー校で客員教授をしている彼女のもとを訪ねると、なぜかホワイトボードに書かれた数式を見てしきりに「美しい!」と感激している。実は彼女の経歴は少し変わっていて、もともとは理系女子。カナダの大学で数学を専攻していたが、世界最高峰のハーバードの授業を一度受けてみたいとサマースクールに申込み“Samurai”という日本史の講義を受けたことがきっかけで、歴史のおもしろさに目覚めた。その後、これまでなかった女性の視点から見た日本史を研究して再構築し、数年後には憧れのハーバード大で講義を行なうまでになったのだ。
カメラはそんな彼女の息抜きや休日にも密着。動物好きだったり、洋服や髪形に迷ったりするなど女性らしい一面をのぞかせる一方で、木の葉に反射する日の光を見ても数式を考えるなど、行動の端々にリケジョらしさがにじみ出る。そんな北川だが、一度だけ大きな“挫折”を味わったことがあるという。その“挫折”とは何なのか、そして世界基準で活躍する彼女の“セブンルール”とは?
スタジオの4人は、普通っぽいけど決して普通ではない北川のすごさに、しばし沈黙。YOUからは「(ここまで学問への探求がすごいと)他のことは、何も知らないでほしいよね」との感想が漏れる中、話題は「頭のいい人はもとから違うのか?」という内容に。若林正恭は「頭がいい人って慌てないよね」と言うが、本谷有希子にその発言をバッサリと斬られて「人のこと、斬りすぎじゃない?」と悲鳴を上げる。果たして本谷は何と言ったのか?青木崇高と本谷がそれぞれ、芝居や執筆での燃え尽き体験を語る中で、若林は「人って何歳くらいまで新しい挑戦を続けるのかね?」と問いかけ、トークは深まっていく。
セブンルール
更新日 : 2017/04/21 15:05