東海テレビ

【 セブンルール 】16日(火)23:00~

 今週の主人公は京都を拠点に不動産プランナーとして活動する岸本千佳、31歳。古い町家を芸術家たちのアトリエに変えたり、民家の駐輪場をバーに生まれ変わらせたり、ボロボロで使われなくなった建物を魅力的によみがえらせるスゴ腕の女性だ。SNSで発表した『もし京都が東京だったらマップ』は大きな反響を呼び、書籍化もされた。
 取材の待ち合わせ場所に自転車でさっそうと現れた岸本。気になる建物を見つけてはオーナーに使い方の企画提案を行い、設計や施工業者を見つけ、入居者を募集し、運営管理まで、さまざまな形で建物に関わっていく。現在携わっている物件の1つは、線路沿いにある使われなくなった木造アパート。7部屋あり、アトリエとして再生させようとしているが、完成の1カ月前になってもまだ借り手がついていないことに焦りと責任を感じていた…。
 もともと京都で生まれた岸本は、10歳の時にサグラダ・ファミリアの写真を見て「建物って面白い」と衝撃を受けた。大学は環境建築デザイン学科へ。しかし「自分に圧倒的なセンスはない」と感じ、建築家でなく、別の方法で建築に関わっていく道を模索し始める。大学卒業後は、東京の不動産ベンチャーでハードな5年を過ごし、28歳で地元の京都に舞い戻った。彼女はどんな思いで京都に帰って来たのか?「将来の夢はない」と話す彼女のモチベーションは何なのか、密着カメラが心の内に迫っていく。そしてそんな彼女の“セブンルール”とは?

セブンルール

更新日 : 2017/05/12 11:05

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