長く分裂状態にあった日本バスケットボール界の統一プロ化によって、昨年秋スタートしたBリーグ。プロ化1年目の観客数は140万人を突破し、その人気は若い女性にも広がっている。そのBリーグ元年のラストを飾る一発勝負の初代王者決定戦が、この「Bリーグチャンピオンシップ決勝」。文字通り「日本プロバスケットボール界の最強チーム決定戦」であり、その優勝賞金は 5千万円。チャンピオンの証として、米国ティファニー社製・約1千万円のトロフィーなどが授与される。
栄えある決勝戦のコートに上がるのはこの2チーム。まずは日本バスケ界のパイオニア田臥勇太選手を司令塔に置く「栃木ブレックス」。チャンピオンシップ準々決勝では最大22点差というビハインドを逆転し、ミラクル劇を演出。3戦目に突入した準決勝では「残り5.9秒から奇跡の勝利」を手繰り寄せ、決勝進出を果たした。
そしてもうひとつが「東芝」の実業団チームを母体に設立された「川崎ブレイブサンダース」。破竹の勢いで勝ち上がり、そのリーグ戦勝率は8割超、得点力でもリーグトップを記録したこのチームは、いま苦境に立っているかつての職場の同僚たちとの絆に支えられている。
一発勝負の初代王者決定戦。Bリーグ元年を締めくくる最後の40分間の戦いを生中継でお伝えする。
(選手情報は5月21日現在)
更新日 : 2017/05/25 18:07