6日(火)23:00~
今回密着するのはプロボクサーの後藤あゆみ、29歳。東洋太平洋女子スーパーバンタム級の王者でありながら、かつてはモデルをしていたこともある、異色の美人ボクサーだ。174cmの長身で、高校時代はバスケットボールでインターハイにも出場。大学卒業後はOLをしながらモデルの仕事も始め『ミス府中』にも選ばれた。そんな彼女が、会社の交流会で偶然誘われたのがボクシングの世界だった。2015年11月にプロデビューすると、長いリーチを生かして6連勝。所属ジムの会長は「世界タイトルも狙える」と期待をかけている。
後藤は、ほぼ毎日ジムで練習をしながら、週5日は不動産関連の会社でOLとして働く。ボクシングだけでは食べていけないからというが、ボクサーとしての収入はどの程度なのか。カメラは食生活や普段のファッションなどもクローズアップしていく。ある日、ジムの同僚が出場する試合に応援に出かけた後藤は、リングから遠く離れたホールの壁際で、手で目を覆いながら試合を観戦していた。実は「痛いのが人一倍苦手」だという…。
後藤は3週間後に香港での試合を控え、体重を7kg落とす必要があった。練習中は、水を口に含んでも、うがいだけという厳しい減量が続く。決して生活は楽ではないし、肉体的にも厳しい。それなのになぜボクシングを続けるのか?試合の行方とともに、彼女がリングで闘う理由を追う。そして、そんな彼女の「セブンルール」とは?
セブンルール
更新日 : 2017/06/02 16:49