東海テレビ

<オトナの土ドラ>ウツボカズラの夢

12日(土)23:40~

 とりあえず洋服店でアルバイトを始めた未芙由だったが、同世代の同僚・怜美(梶原ひかり)との会話で、自分がいかに将来の夢や、そのために必要な金も持っていないかを思い知らされる。未芙由は今、何者でもない。そしてそれは、5年後も何者でもないままかもしれないと、不安にかられる。そんな中、家で家事をしていると隆平(上杉柊平)から「料理の勉強したら?」と提案される。「料理なら世界で働けるし」と、未芙由のために料理学校の資料も探してくれた。「無理にそこにしろとかじゃないし、ゆっくり選べばいいよ」と言う、隆平のやさしさに心が潤う気がする未芙由。だが、資料を見て愕然とする。そこに書かれていた費用は到底、未芙由が手を出せるような金額ではなかったのだ。「そういうことなのだ。貧乏人にはチャンスさえやらないって。それがこの世の中なんだ」と、未芙由は心の中でつぶやく。
 一方、保護猫の里親を探すボランティアに参加している尚子は、NPO法人の吉岡(松本利夫)に見た目の印象をほめられ、浮き立つものを感じていた。そんな尚子に仁美(国生さゆり)が、「若い子にどう見られるか確かめてみる?」と声をかける。仁美に誘われやってきたのは合コンだった。無理にはしゃぐ尚子は、その場の会計も自分で済ませてしまう。そんな尚子の様子を仁美がじっと見ていて…。
 ある日、未芙由は雄太郎(羽場裕一)との会話から、亡くなった母親・幸恵(芳本美代子)の遺産や保険金を自分が受け取れる可能性に思い当たり、実家に連絡するが、父親の幸司(春田純一)も、継母のはるか(玄理)もお金のことは弁護士に任せてある、と取り合わない。こちらで弁護士に相談しようにも金がない。やはり、世の中はお金だ…絶望の中、未芙由は雄太郎から食事に誘われる。  

ウツボカズラの夢

更新日 : 2017/08/09 14:34

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