いよいよ大学駅伝シーズンが開幕！今年で28回目を数える「出雲全日本大学選抜駅伝」、通称「出雲駅伝」は、毎年“体育の日”に島根県出雲市で開催され、名古屋市・熱田神宮～三重県・伊勢神宮を走る「全日本大学駅伝」と東京～箱根を往復する「箱根駅伝」と並び、大学３大駅伝と称されている。どのチームもこの開幕戦となる出雲でスタートダッシュをかけたいところだ。
レースは、出雲大社をスタートし、６区間計45．１ｋｍをタスキでつないでいく。出場チームは、青山学院大学、山梨学院大学、駒澤大学のシード校３校をはじめ、東洋大学、早稲田大学、東海大学、順天堂大学など強豪校や各ブロックの学連選抜、そして、海外からの招待チーム・アイビーリーグ選抜など計21チーム。この大会の１番の特徴は「超スピード駅伝」。他の駅伝大会より距離が短く、一度離されるとなかなか差を縮めることが難しい。まさに「スピード」が勝利のポイントとなる。
放送センターのゲスト解説には、早稲田ＯＢでリオデジャネイロ五輪5000ｍ、10000ｍ日本代表の大迫傑（すぐる）選手を迎える。昨年、5000ｍで13分８秒40の日本歴代最高記録をマーク、世界の大舞台も経験した大迫選手が後輩たちの走りを解説。
旧暦の10月、神様が集う“神在月”のこの出雲で、選手たちはチームの絆や想いが込められたタスキをつないでいく。トップで走り抜けるのはどのチームか？
富士通スポーツスペシャル第２８回出雲全日本大学選抜駅伝
更新日 : 2016/10/07 12:04
