26日(木)22:00~
弓神(浅野忠信)や羽生(神木隆之介)ら、うきよ署の面々は、今月末で定年を迎え退官する真下誠巡査部長(寺脇康文)の退職辞令交付式に出席する。真下は、その誠実で熱心な仕事ぶりから地元住民に慕われていて、交番勤務のころに世話になった羽生は、真下のことを「警察官のかがみだ」と尊敬していた。それから数日後、山菜採りで裏山を訪れた老夫婦が、頭から血を流して倒れている男性を発見する。それは、真下だった。真下は、何者かに頭部を殴打され、意識不明のまま病院に搬送されていた。事件現場では無数の足跡と、2トントラックがUターンしたと思われるタイヤ痕、そして耐寒用手袋が片方だけ落ちていた。
弓神とともに真下が入院している病院を訪れた羽生は、必ず自分の手で犯人を捕まえると誓う。その際、弓神は、真下のリュックの中から大きな木が描かれたスケッチブックを見つけていた。するとそこに、真下の娘・唯香(佐藤玲)が訪ねてくる。真下の妻は、唯香が小学生のときに病気で他界しており、唯香の7つ上の姉・静香(小野花梨)は、高校を中退して家を飛び出したきり音信不通状態だった。そんな折、病院に真下の容体をしつこく尋ねる不審な男が現れる。防犯カメラには作業着の男の姿が映っていた。菅能(稲森いずみ)らは、その映像をもとに犯行時刻に山に出入りしていたトラック10台を絞り込む。その中の1台に目を付けた羽生は、病院に現れた男・堀田剛(柳俊太郎)にたどり着き・・・。
<木曜劇場>刑事ゆがみ
更新日 : 2017/10/20 16:21