東海テレビ

セブンルール

14日(火)23:00~

 今回密着するのは漫画家の米代恭、25歳。「月刊!スピリッツ」に連載している「あげくの果てのカノン」は、異性人に侵略された近未来の日本で、恋焦がれてきた先輩男性と不倫する女性を主人公にした、異色のSF恋愛漫画。芥川賞作家らが賛辞を送り、単行本も増刷を繰り返している。しかし衝撃的な恋愛を描きながら、本人は恋愛には全くオクテなのだという。
 彼女が漫画の執筆場所にしているのは築43年のアパートの一室。その質素な部屋で、考えに詰まると雨の中、近所を徘徊(はいかい)したりする。食事や衣服も極めて質素で今どきの女子らしさは全く見られない。小学生の時は友達がいなかったが、絵を描いていると同級生たちが寄ってきた。高校生になると友人とオリジナルストーリーを作っては漫画を描くように。美大生時代に新人賞の佳作を受賞し、漫画家デビューを果たした。
 そんな彼女を仕事上でサポートするのが担当編集者の金城小百合さん。「あげくの果てのカノン」も彼女の提案で生まれた作品で、自身の恋愛体験を語ったりして恋愛が苦手な米代にヒントを与えてくれる。お互いに「友達じゃなくて仕事上の付き合い。作品が売れているから仲よくいられる」と認め合う、漫画家と編集者の微妙な関係性にもカメラは迫っていく。米代が漫画を描き続ける理由、そしてセブンルールとは?

セブンルール

更新日 : 2017/11/10 15:21

一覧に戻る