＜オトナの土ドラ＞オーファン・ブラック　～七つの遺伝子～

9日(土)24:30～

　沙羅とオク・ヨンエの乗っていた車が襲撃され、頭を撃ち抜かれたオクは即死。混乱の中、真緒子の携帯が鳴る。電話の相手は東北弁の見知らぬ女で、沙羅を真緒子と思い込み次々に質問してくる。オクからブリーフケースは受け取ったか？と。そして、オクが亡くなったことを告げると女は慌て、オクの髪の毛と血液を”サンプル”として持ってくるよう命じて電話を切った。
　薫（西銘駿）の家に戻った沙羅。話を聞いた薫は、危険な“なりすまし”は止めようと諭す。言われずとも関わるつもりはなく、真緒子の預金750万円を持って、娘と一緒に暮らすつもりだった。しかしバッグの中に金はなく、かわりに誤射事件の書類が入っていた。真緒子の相棒の刑事・金城（岡田浩暉）の仕業だった。金を返してもらうには真緒子として聴聞会に出るしかなく…。
　聴聞会の準備のため真緒子の家に戻ると、真緒子の恋人・槙雄（山崎育三郎）が待っていた。帰りが遅いことをなじる槙雄は、沙羅が突き放すような態度を取ると、家を出て行ってしまう。槙雄へ複雑な感情を抱き始める沙羅。
　沙羅は真緒子の誤射事件について書かれた調書を読むうち、真緒子の身に何が起きたのか興味を抱く。真緒子はなぜ自殺したのか？オクはなぜ殺されたのか？「ブリーフケースに答がある」オクの所持品からホテルのカードキーを見つけた沙羅は、薫の制止を無視してオクになりすまし、宿泊先のホテルを訪れるが…。