東海テレビ

東海テレビ開局60周年記念 勘九郎・七之助の2018年極め付け 座・中村屋 ~酒と涙と笑いの宴~

4日(木)13:45~

気になるゲストは、藤原竜也、大竹しのぶ、宮藤官九郎の3名。勘九郎が藤原と、七之助は宮藤と対談。さらに父親、故・中村勘三郎のかけがえのない友でもあり、まるで身内のような存在だという大竹と3人のトークを繰り広げていく。
 勘九郎が藤原との対談の場所に選んだお店は、中村屋にとっても大切な場所のひとつだった。そもそも勘九郎と藤原は、2004年の大河ドラマで共演して以来、互いに信頼を寄せる仲だった。中村勘九郎と藤原竜也の対談では、出会いの頃のエピソードから、演劇人としての熱い想い、ともに師匠を失ったときの心情などを素直な言葉で語り合う。2人は大河ドラマ出演時、20代前半だった。それから10年以上の時が経ち、2018年、藤原は年男になると言い、思わず勘九郎と顔を見合わす。若き役者時代の“やんちゃ”な思い出を笑顔で競うように話す勘九郎と藤原。ときおり勘九郎がホストとして、「新春特番ですから」とその場を仕切り直し、演技への向き合い方、最近の歌舞伎界、演劇界を見て思うことなどを語り合う。
 そして、大竹しのぶとのトークでは、中村兄弟はホストとしてやや緊張の面持ち。一方、大竹は「ふたりが進行役なんて大丈夫? ちゃんとやってね」と軽くジャブを繰り出す。大竹は、普段の中村兄弟の様子をあれこれ語り始める。勘九郎を本名から“雅ちゃん”、七之助を本名から“隆ちゃん”と呼び、ふたりの母親や、勘九郎の妻子を交えた、中村家の日常のエピソードを披露する。そして、中村家がとても大切な存在にしている、ある生き物にまつわるエピソードも語られた。ここでは故・勘三郎を偲ぶ秘話が語られる。尽きない話の中で大竹は「まるで中村家のリビングで話しているみたい」と。プライベート感満載の話は必聴だ。一方で、大竹の語る言葉の端々に、演劇人としての情熱、生き様を聞くことも。笑いに包まれながら、濃密な対談となった。
 さらに、七之助と宮藤官九郎の対談も実現した。中村家ひいきのお店に宮藤を招待。収録前日、七之助は「話しベタな僕がホスト役で大丈夫かな?」と語っていたが、対談は亡き勘三郎の話で大いに盛り上がった。息子から見て、いかに勘三郎が厳しい人だったのか。七之助が語る驚きのエピソードの数々に宮藤も「そんな父親が待っている家に帰りたくない」と笑顔で思わず一言。また、七之助はこの場に“飛び道具”を用意していた。この“飛び道具”に宮藤は驚くやら、恥ずかしがるやら。おいしいお酒にほろ酔い気味のふたりが、ざっくばらんに笑いあふれるトークを聞かせてくれる。
 2018年、新春。中村勘九郎と中村七之助が気心の知れた、また信頼を寄せているゲストたち相手に、どんな話を聞かせてくれるのか。めったに見ることのできないお正月ならではの珠玉のトーク番組「座・中村屋」にご期待ください。

座・中村屋

更新日 : 2017/12/26 15:25

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