東海テレビ

奇跡体験!アンビリバボー

1日(木)19:57~

 今から40年前、筒井宣政はプラスチック樹脂の加工製品を作る小さな町工場を営んでいた。3人の娘たちに囲まれた幸せな家族、唯一の不安は次女・佳美の生まれつきある心臓疾患だった。心臓が正常に血液を流す事ができなくなる難病(三尖弁閉鎖症)で、治療法はなく医師から告げられた余命は10年。夫婦は、家業で稼いだお金2000万円を心臓病の研究のため寄付しようとしたが、訪れた大学病院の医師から人工心臓の研究を勧められる。
 それまで医療とはかけ離れた世界で生きてきた筒井だったが、人工心臓製作を決意。新たに“東海メディカルプロダクツ”を立ち上げ開発を続けるも、失敗続き。娘の余命10年と言われてから、すでに8年の月日が経過していた頃、ようやく動物実験までこぎつけたが…。実用化には莫大(ばくだい)な費用がかかることが判明。娘を救う夢を諦めなくてはならないと思っているとき、娘が父親にかけた言葉が「これからはその知識を病院で見かけた心臓病で亡くなる子供たちのために使って」だった。そして、筒井は、ある決意をすることに!
 娘を救いたいという両親の愛が、12万人もの人々の命を救う奇跡の医療器具を作った感動実話!

奇跡体験!アンビリバボー

更新日 : 2018/01/29 14:12

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