東海テレビ

【カインとアベル】7日(月)21:00~

 高田優(山田涼介)は、兄・隆一(桐谷健太)が出社していないことをプロジェクトルームで団衛(木下ほうか)から知らされる。隆一の携帯にすぐ電話をかける優だが、留守電に。優が矢作梓(倉科カナ)に昨夜の様子を聞いた。すると梓は、隆一は戻ってこないかもと言う。梓によると、隆一はかなり酒を飲んで部屋に来たのだが、何も話さずに帰ってしまったのだそう。様子のおかしい隆一には、優も心当たりがあった。隆一は幼い頃に父の貴行(高嶋政伸)からもらった大事な万年筆を優に譲っていたのだ。
 その頃、社長室では貴行が隆一の行方が知れぬことを隠して役員会を乗り切っていた。役員会が終わると、会長の宗一郎(寺尾聰)が来た。隆一の欠席を心配する宗一郎だが、貴行は問題ないと答える。だが、宗一郎は隆一のように完璧に見える人間の方が脆いのではないかと貴行に問う。それでも、貴行は隆一を信頼しきった様子だった。
 家に帰った優は、隆一の部屋で行方の手がかりを探すのだが、何も見つからず。しかし、隆一から譲られた万年筆を見つめていた優は、あることに思い当たる。
 翌日、優は梓に隆一の居所に心当たりがあることを伝えた。すると、梓は一緒に連れて行ってほしいと言う。2人はその夜、高田家の別荘へ。
 一方、高田家では桃子(南果歩)がフィアンセに会ってほしいと貴行に頼んでいた。桃子の結婚に反対する貴行はかたくなに断るが…。

カインとアベル

更新日 : 2016/11/04 15:09

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