東海テレビ

【カインとアベル】5日(月)21:00~

 高田総合地所の取締役に就任した高田優(山田涼介)は、ますます仕事への意欲が増していく。一方、一時は仕事と家庭のどちらを選ぶかで悩んだ矢作梓(倉科カナ)は、隆一(桐谷健太)との“結婚=家庭”を選ぶことを決意。上司の団衛(木下ほうか)に退社を申し出た。
 貴行(高嶋政伸)と優の接近が面白くない隆一は、黒沢幸助(竹中直人)から食事に誘われる。黒沢は優の台頭に焦りを感じているのではないかと、隆一の痛いところをストレートに突く。否定できない隆一。しかし、黒沢は、優は危うさも併せ持っている気がするとも告げた。
 隆一が家に帰ると梓がいた。披露宴の進捗(しんちょく)が気になる貴行が呼び出したのだ。そこに優も帰宅。貴行から、梓が結婚を機に退社すると聞き、優の様子が一変する。正直な気持ちではないと梓に迫る優。だが、自分から望んだことだと梓に冷静にたしなめられてしまう。
 翌日、梓の決断にいら立つ優は仕事で紛らわせようとするが、社員としては先輩の安藤充(西村元貴)を怒鳴りつけてしまう。休憩室で自己嫌悪になる優を慰めたのは、柴田ひかり(山崎紘菜)だった。
 その頃、高田総合地所には地方空港の開発プロジェクトの件が持ち上がっていた。参入を勧める優に対して、隆一は慎重な態度を崩さない。だが、優と貴行は仕事上での親密度を増していき、隆一は2人の会話や考えが気になって仕方がなくなってくる。そして、隆一の焦燥は取り返しのつかない方向へと…。

カインとアベル

更新日 : 2016/12/02 17:22

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