最終話 7月30日放送
-
懇願
- ひかり(川島海荷)と健太(小野塚勇人)は警察に行くつもりだった。犯した罪を償い、もう一度ゼロからやり直すために。しかし、そんな二人の前に坂上(山田将之)と権田(鈴之助)が立ちふさがる。ひかりに逃げるよう言う健太。と、そこに朱美(MEGUMI)が出て来る。
「もうやめて」
坂上に懇願する朱美。その手には包丁が握られていた。
「この子たちを解放してあげて」
そう言う朱美に、坂上は……。
-
赦しの光
-
一方、浅見(石田えり)とともに片倉家を訪れていた佐都子(安田成美)は、健太が事件を起こし、ひかりが再び姿を消したことに呆然としていた。
そんな中、母の咲子(赤間麻里子)は「どこまで迷惑をかけるつもりなのか」と再び娘を拒絶する。そんな咲子に長女の茜(小島梨里杏)が過去の罪を告白する。咲子の財布からお金を盗んでいたのはひかりではなく自分だったと……。
「ずっと黙っているつもりだった。でもこのままじゃひかりを永遠に失っちゃう気がして……」
佐都子は咲子に『きらきら星』が朝斗(林田悠作)の一番のお気に入りであることを伝える。ひかりさんの愛情は、今も朝斗に伝わっている、と。それを聞いた咲子は……。
-
朝は来るのか……
- 佐都子はひかりの行方を捜していた。しかし、一向に手がかりすらつかめない中、佐都子と清和(田中直樹)の元にひかりから手紙が送られてくる。そこには片倉ひかりのことは忘れて下さいと書かれていた。
“14歳の時の私はもういない。朝斗君にも愛情を持っていないし、産んだことも忘れたい”
ひかりが敢えて朝斗から遠ざかろうとしていることに気付く二人。
6年前、ひかりのお陰で朝斗を迎え、幸せを得ることが出来た佐都子たち。その裏で影を背負い、暗いトンネルの中、もがき続けたひかり。
果たして、すべての人間たちに朝は再びやって来るのか……。