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債務超過を隠して虚偽の決算書を銀行に見せ、およそ2億円の融資をだまし取ったとして、1月29日午後、名古屋市に本社があった携帯販売会社「アミックテレコム」の元社長の男ら3人が逮捕されました。会社はすでに倒産し、2024年5月、小牧市の愛知中央美容専門学校の閉校にもつながりました。
愛知県警に逮捕されたのは、携帯販売会社「アミックテレコム」の元社長・青木隆幸容疑者(68)と、元専務の戸田直樹容疑者(50)ら男3人です。
捜査関係者によりますと、3人は2023年1月ごろまでに、会社の債務超過が続いていたにもかかわらず、営業利益が出たとする虚偽の決算報告書を名古屋市内の銀行に提出し、融資金およそ2億円をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。
関係者によりますと、アミックテレコムは2020年ごろから、粉飾決算を行っていたとみられ、2023年8月におよそ28億円の負債を抱えて倒産しました。
それに伴い、アミックテレコムが買収した美容関係の企業も倒産し、その企業が出資していた小牧市の愛知中央美容専門学校が2024年5月に突然、閉校する事態に発展していました。
【動画で見る】美容専門学校“突然の閉校”に発展…債務超過隠し銀行から融資金約2億円を詐取か 携帯販売会社の元社長ら逮捕