ホール前に続々と人が集まって来ました。寒空のもと本当にありがとうございます!「久しぶり~!元気?」なんて聞こえる言葉に、同窓会の雰囲気を感じます。 | ||
いよいよ開場!ホールで地下二階とは珍しいですね。入ってみるとそこは1台のピアノが居座る場所…、BGMもなくなんだか厳粛な雰囲気。 自由席ということで、集まった人たちが想いの場所から席を埋めていきます。 |
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いよいよ開演…。なんだか厳粛なだけに張りつめた空気はそのまま皆の緊張へと繋がります。 ピアノに当たる青い照明…ホールはまさしく「ブルームーン」に包まれました。 コーニッシュさんと弦楽隊4人が登場!真っ赤なシャツのコーニッシュさんと黒に統一された弦楽カルテットがステージ上の席に腰を下ろしました。いよいよ「青の月」生演奏が始まるかと思いきや!! 「音楽は感情だ!想いだ!」と、浩志の声! なんと客席後ろから在りし日の堤浩志(岡田浩暉さん)が登場したのです!客席からは悲鳴のような声が…。ドラマと同じ設定でセリフ言いながら客席中央へ…。 と呆気にとられていると今度は直の声!今度は手島直(高橋かおりさん)が登場。 「浩志…」何度も聞いたあのセリフに会場内は一気に「Xmasの奇蹟」一色へと変わってしまいました。 そして二人がセリフを言い終わるとステージでコーニッシュさんによる「青の月」の演奏が始まりました…。 その後もドラマの設定で直と浩志が「黄の月」「赤の月」を紹介してコーニッシュさんが演奏するというイベント構成。今回は弦楽隊が加わったことで聞きなれた月三部作も新たにバージョンアップしたイメージでした。 |
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ここからは高橋かおり、岡田浩暉に戻ってコーニッシュ・藤本晶子(東海テレビアナウンサー)とトーク構成となりました。 その中で… ドラマ放送終了から2年を経過しての遅すぎる!?DVD発売に対し高橋さんは「ファンの熱い想いが届いたんですね…皆さんありがとうございます!」と集まったお客様に感謝の意を述べられました。 そして「Xmasの奇蹟」イベント恒例?高橋さんが「青の月(やさしめバージョン)」を演奏する流れに…。2年前、名古屋でのイベントの際演奏したことを受け「2年も経ったからかなり上達されたんですよね…」と藤本アナからもプレッシャーをかけられてしまう高橋さん…頑張って! すると…、なんと高橋さんはほぼパーフェクトで演奏されました!お見事!! そんなこんなで会場内もだんだんとヒートアップしてくる中、なんと一人の乱入者が…!? なんと大内厚雄さんではないですか!思わぬ人の登場に会場は一気にヒートアップ!「博人~!」歓声が飛び交います。 舞台公演中らしく稽古の合間に駆けつけてくれたという大内さん。背中にバックを担ぎニット帽を眼深に被った様相はちょっと怪しかったですけど、来てくれたことにみんなが大喜びでした。 |
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その後、大内さんが加わりトークに<笑>が加わり?盛り上がる中、イベントも最終章へ…。そこでドラマの主題歌を歌ってくれ、また役者としても出演してくれた故パク・ヨンハさんの話題になりました。出演者それぞれが彼への想いを語った後いよいよコーニッシュさんの「最愛のひと」演奏へ。弦楽が加わっての<特別バージョン>としてアレンジされた音色は会場内を一気に涙へと誘いました。 最後には本日欠席の林田健役、窪田正孝さんからのメッセージも届き、ファンも大満足の同窓会となりました。 (文:ツルⅡ) |
「クリスマスの奇蹟」イベントにお越しの皆さん、お久しぶりです。
林田健役の窪田正孝です。
たくさんのファンの方の温かい応援で時を経てDVD化されたこと、
これぞまさに奇蹟ではないかと思います。
本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
今回イベントに参加できないことが本当に残念です。
高橋かおりさん演じる直と毎日のようにお芝居の中でぶつかり合って喧嘩して
笑い合って幸せになって泣き合ってせつない気持ちになれたこと
健を通して学んだことや楽しい思い出がたくさん蘇ってきます。
かおりさん、
岡田さん、
コーニッシュさん、
高村プロデューサー
そして「クリスマスの奇蹟」のすべてのファンの皆さん
また、笑顔で会える日を信じて楽しみにしています。
窪田正孝
あんなに沢山のファンの方が来て下さるとは思いませんでした。そしてあんなに楽しいひと時になるなんて、想像をはるかに越えていました。会場の皆さんから伝わる熱さが、つい一週間くらい前に番組が終わったかのようで、高橋さんも僕もすぐに役に、あの日に戻れましたし、コーニッシュさん率いる皆さんの演奏で、このドラマの音楽性の高さも改めて体感し、終始感動の連続でした。まるで「X’masの奇蹟」が眠りから覚めたような今回のイベント。お越し頂きました皆さん、ありがとうございました。そして何よりも、全国のファンの方から寄せられ続けたと聞きますDVD化への熱い声と、沢山の皆様にお買い求め頂けたからこそできた今回。重ねて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。直と浩志が起こした奇蹟のように、そして今回のこの素敵なひと時のように、役者陣はまた会えると信じてしまっています。その時を楽しみに、またこれからを頑張って行きたいと思います。最後になってしまいましたが、このドラマに参加させて頂けたこと、スタッフ、関係各位の皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
『Xmasの奇蹟』を、今も愛し続けてくださっている皆様へ。
…彼の魂は姿を変え、私に逢いにきた。
楽譜発売、インストアライブ、
DVD発売、イベント…。
まさに『Xmasの奇蹟』は次々と姿を変え、私に逢いに来てくれました。
ドラマの中で直は、亡くなった浩志への想いはどんどんと募るのに、
その想いに反して、浩志の手がどんなだったのか、少しずつ記憶や想い出になる事を哀しみ、拒んでいました。
私たちは前へ歩き続けるために、楽しいことも悲しいことも、記憶や想い出とカタチを変え、心の宝箱にしまい、また新しい記憶や想い出となることに出逢うべく歩んでいます。
二年という月日は、あっという間ですが、決して短い月日ではありません。
けれど、月日が経っても、変わらずに『Xmasの奇蹟』を愛し続けてくださっている皆様の熱い想いが、
こうして様々なカタチになり、私に逢いに来てくれたと思い感じています。
皆様が、それぞれの想いでDVDやCDを手にし、物語の世界を満喫したり、
この場所を覗いてくださっていることを想像するたび、
嬉しさで胸がいっぱいになります。
心からありがとうの気持ちでいっぱいです。
感情や想いがあれば、奇蹟は起きる…。
その想いを胸に、これからも歩き続けていこうと思います。
イベントにいらしてくださった皆様、
イベントに来られなくても想い続けてくださっている皆様、
そして『Xmasの奇蹟』を愛し続けてくださっている全ての皆様、
本当にありがとうございました。
いつかまた『Xmasの奇蹟』がカタチを変え、
私に逢いに来てくれる『奇蹟』を信じて…。
いま私たちは、大変な時代を生きていると感じています。
毎日、毎日の中で、様々な場面で、辛く苦しい壁にぶち当たったとき、心が折れてしまいそうになったり、若しくはその場から一目散に逃げだしたい気持ちになることが有ります。
でも、ヒトはそんなヤワな生き物ではないとも信じています。
今夜こうして、ドラマ「Xmasの奇蹟」の同窓会に、日本中からこれだけ多くの皆様が集まってくれたことに対し心より感謝しております。
正直、今日を迎えるまでどれだけの方が来てくれるのか不安で、不安で仕方ありませんでした。しかしこれだけの方が集まった現実を目の当たりにして本当に驚きました。それと同時に「信じる…」という暖かい気持ちになれました。
このあとホールを出て、また皆様も、出演者も、我々スタッフもそれぞれの違う世界に戻って行きます。それぞれの世界でそれぞれがまた頑張るのだと思います。でもそのときにもし、また辛く苦しいことにぶつかったときは、空の月を見上げて下さい。そこにはいつも皆と同じ月が見えている筈です。このドラマを、若しくは今夜の同窓会を共にした方々が同じ時に、同じ月を見上げているかもしれません。
私はそれを励みに、また人を信じて、今後とも魅力溢れるドラマ作りに励みたいと思います。
今日の同窓会はそろそろ終わりにしたいと思います。またいつか、どこかで、何かの折に、必ずや皆様と逢えることと信じております。