言語の壁を越えて
「フランス語はできません。でも、気持ちは伝えられるんですよ。」
映画「ライオンは今夜死ぬ」のインタビューで
私の記憶に焼き付いた諏訪敦彦監督の言葉です。
フランス俳優ジャン=ピエール・レオーを主演に映画を撮りたいという
諏訪監督の思いから製作がスタートしたという今作。
子役は南フランスの映画製作ワークショップで出会った子供たち。
やりたい放題の子供たち と共に映画を作っていくことが
なにより楽しかったという諏訪監督。
「言語は話せなくても気持は伝わるんですよ。だって、実際こうやって映画が作れるんですから。」
そう微笑む監督の表情と、映像のジャンと子供たちの活き活きとした姿を見ていたら、
この映画がどんなに楽しく自由な空気感で作り上げられていったかが、分かる気がしました。
映画「ライオンは今夜死ぬ」は
全国の映画館で公開中です。
美しすぎる南仏コート・ダジュールの風景にも注目してください!