4月下旬に撮影が始まった本作。キャストの皆さんのクランクインの様子を紹介します。
朝から始まった撮影は、特別養子縁組支援団体・ベビーバトンの寮のシーンからでした。いよいよ数ヶ月にわたる『朝が来る』の撮影がスタートします!
まずはキャストの紹介から始まり、浅見洋子役の石田えりさん、平田コノミ役の黒川智花さん、片倉ひかりを演じる原菜乃華さんが大きな拍手で迎えられ、「よろしくお願いします」と挨拶されました。そして、古澤監督は、「心に残る、いいドラマを作りたいと思います」と力強く話され、その言葉でキャスト、スタッフの一体感が生まれたかのような力強いムードに包まれました。
同級生との恋愛で妊婦となった、14歳の片倉ひかりがベビーバトンにやってきます。そして、浅見さんの優しさに触れ、寮の先輩、妊婦のコノミとの出会いや日常などのシーンが撮影されていました。
石田えりさん、黒川智花さん、原菜乃華さんのクランクインでの感想コメントを紹介いたします。
- 初日からひかりちゃんやコノミちゃんは大変なシーンもありましたが、私もその波に乗っかって、なんとか乗り切ったのかなと思います。浅見さんの信念など、気持ちの部分での演技は、瞬間瞬間、大切にして、最後まで演じ切りたいと思っています。
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妊婦役はまだ想像でしか演じることができないのですが、お腹がゆったりとした妊婦さんの衣装に包まれ、お母さんになった気持ちで挑んでいます。
台本を読み、ベビーバトンの寮には温かいイメージを持っていました。そのイメージ通り、現場では石田さん演じる浅見さんが全てを包み込んでくれるお母さんのようで、自然と甘えることができました。ここはコノミが素直になれる居心地のいい場所なんですね。
- 昨日の夜は本当に不安で仕方なくて、朝起きても今日のクランクインは大丈夫かなと思っていました。でも撮影に入ると皆さんとても優しくしてくださって、だんだんリラックスできました。今日は涙を流すシーンもありましたが、すんなり役に入り込むことができました。皆さんがリラックスさせてくださったおかげです!!
そしてクランクインの翌日は、朝斗が通う幼稚園でのシーンの撮影が行われました。当日は朝から、栗原佐都子役の安田成美さんを初めとするキャストの皆さんが撮影をしていたのですが、あいにくの雨。4月下旬にしてはとても寒く、スタッフが皆さんにカイロを配るほどでした。
幼稚園のシーンだけあって、大勢の可愛い子供たちが現場を賑やかにしています。そんな和やかムードの中、幼稚園の一室で待機していた、謎の女役・川島海荷さんの出番がやってきて…。金髪姿をお披露目し、周囲を“おぉ”と言わせていました。彼女はストーリーの鍵を握る女性を演じていきます。
そこで安田成美さん、川島海荷さんのコメントも頂きました!
- 前日から晴れをイメージして撮影に臨んだのですが、雨が降ってしまってちょっぴりへこみました(苦笑)。でも、たくさんの子供たちの明るい笑顔を見て、少しは気がまぎれたかな。ママ友・星野理沙役の滝沢沙織さんがとてもさっぱりしたお母さんを演じていらして、“こんな人がママ友でよかったな”と思いながら見ていました。朝斗役の林田悠作くんとも今日が最初のシーンでしたが、すんなり親子になれたような気がしています。
- 役に応じてルックスを変えるのは初めてでしたが、とても役に入りこみやすいと思いました。今日は皆さんと初めてのシーンでしたが、周囲が金髪姿の私を見て二度見する感じがあったので、やっぱり、私に金髪のイメージはないんだなと嬉しくなりました。この役を演じることで、視聴者の皆さんをいい意味で裏切ることができたらいいなと思っています。
現在、撮影は順調に進み、先日、広島ロケも終了。とても雰囲気のいい現場の中、手に汗握る展開がすでにいろいろと起きています!! 登場人物の誰に感情移入して見るかによって楽しみ方も違うような、そんな魅力的な登場人物が今後も続々登場します。
土曜の夜は、オトナの土ドラ『朝が来る』をぜひご覧ください!