皆さんから寄せられた「あなたがつかみたい『明日の光』」や「あなたがつかんだ『光』」の中から以下の方々が入賞されました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
私は中学生の頃、教師の些細な言葉がきっかけに人間不信になり、不良と呼ばれる存在になりました。一緒に馬鹿をする友達はいましたが、正直誰も信用してなくて周りはみんな敵だと思っていました。
そんな私に16歳の時転機が訪れました。何となく軽い気持ちで1年遅れで入学した夜間高校。最初は授業妨害をしたり、気に入らない事があると暴れたりしていました。
それでも私の事を見捨てなかった先生達、みんな怖がって完全に孤立していた私にいつも話しかけてくれた同じクラスのおばちゃん、散々暴れていた私が頑張り始めたら仲良くしてくれた同じクラスの年下達…。
色んな人に恵まれて、このまま行けば来年の春に卒業出来ます。20歳で高校を卒業する私には教師になるという夢が出来ました。大学に行きたいと話したら喜んでくれた両親、そして支えてくれた人達に恩返しが出来るように頑張ります。
私の息子は、生後6ヶ月の時に「特発性肺ヘモシデローシス」という難病になりました。小さな病院を転々としていて、大きな病院に行くのが遅れ、生死をさまよう結果になってしまいました。
奈良県では前例もなく、先生方は九州の病院へ足を運び治療方法を模索してくれました。再発を繰り返し、小6までに15回以上入院も繰り返しましたし、運動も制限されました。
15年生存確率は55%と宣言されていましたから、15歳の誕生日を迎えた時には感慨深い日になりました。今では大学に通っていて、通院もしなくて良い状態になっています。何度か死と向き合いましたが、本当によくがんばりました。何度も何度も泣いていた姿を見てきたので、息子は本当によくがんばったと思います。
生きるってとても大変だけど、命はひとつしかありません。あきらめずに、目の前の出来事と向き合い、戦って生きてほしいです。
今、私は英会話をこっそり習っています。なぜなら娘が将来、外国の人と結婚したいと常々言っているからです。
かといって簡単には現れないと思いますが、今から英会話を習って未来の娘婿と話せる様にしたいと思っています。そして、ペラペラの英会話で周囲を驚かせたいのです。
が、その前に、保育士を目指している娘に出会うチャンスが訪れるのか?そして、英語を話せるのか?と疑問がありますが……。
娘よ、保育士にせよ、結婚にせよ、明日の光をつかめ!そして、私にも英会話を活かせるチャンスを!なんて、まだまだ発展途上にも及ばない超未熟な私です。
私の父の話です。 私の父は今、人生2回目の夢を追いかけています。調理師免許を持っている父は、自分の店を持つという夢があり、一度は実現しました。けれども、いろんな事情でやむを得ずお店を閉めることになってしまいました。
今は調理とは全く別の仕事をしている父。普段なかなか父と会話をしない私は父の本当の気持ちを知らず、もうお店に未練はないと勝手に思っていました。
しかしある夜、たまたまお酒を飲んでいる父と話す機会があって、初めて真剣に父と向き合って話をしました。ぽつりぽつりと話し始める父。「本当はもう一度自分の店を持ちたいんだ…」。
一度は挫折した夢を諦めていないと知り、衝撃でした。私には今は胸を張って言える夢がないので、そんな父が羨ましく、ちょっと誇りに思えました。夢は夢で終わらせてはいけない!諦めちゃだめだよ!これからは協力するから明日に向かって頑張ってよ、父!
僕は、今年、生徒会副会長に立候補しました。結果は落選でした。クラスで立候補していた仲間は全員当選したので悔しかったけど、選挙の過程で良い仲間がたくさんいることがわかりとてもうれしかったです。
僕は副会長に立候補するか悩んでいました。副会長に立候補している人はもうすでに定員いっぱいだったからです。しかし締め切り1週間前、先生に呼ばれて「今までクラスでがんばってきた『本気』でやってみないか?支えてくれる仲間もいると思うぞ。今やめたら悔いが残るぞ。」と言われ、立候補しようと思いました。
立候補用紙や、公約用紙を出す時に先生が何回も見直しをしてくれました。さらに名前を墨で書く時に、今まで仲の悪かった友達が「書いてあげる」と言ってくれました。選挙運動の時にはクラスのたくさんの仲間が一緒になって声をかけてくれました。
先生の言葉がなければ、クラスの絆を感じることができなかったと思います。選挙に出てよかったと思いました。
言わずと知れた、希望の麦わら帽子。ある時は畑での直射日光から希望を守り、そしてある時は背中側にぶら下がって希望のたんぽぽ農場での毎日を支えるあの帽子です!明日ピカ2でこの麦わら帽子が画面に登場しない日は無いと言ってもいいほど。まさに番組を代表する品です。
蓮が高校のサッカー部で練習に使い、まさに履きつぶしたスパイクシューズです。これがあまりに使いこまれているので、亡き彼女・美咲は新しいシューズをプレゼントしようと、アルバイトを始めたことで…。人生をやり直そうと決めた蓮にとって、とても大事な品と言えると思います。