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あたりのキッチン!

『あたりのキッチン!』清美の成長を実感
巣立ちの『豚汁』

極度の人見知りだけど、料理を通じて周囲の人とコミュニケーションを深め、成長していくヒロインを描く桜田ひより主演、ハートフル“グルメ”ドラマ『あたりのキッチン!』(東海テレビ・フジテレビ系/毎週土曜日23時40分)。

今夜放送の第5話では、清美(桜田ひより)が幼い頃に両親を亡くしたことから、清美をずっと気遣い見守ってきた叔母・辺 明美(原 沙知絵)が登場。その突然の訪問から、家族にとっての思い出の味が紐解かれていく。
そんな今宵のおススメは、寒い季節には欠かせない豚汁。もちろん今回も東京・恵比寿「賛否両論」店主の笠原将弘氏が料理監修を行った、ここだけのオリジナルレシピだ。

第5膳 ココロもカラダもぽっかぽか やわらかな味わいの「豚汁」

根菜をたっぷり加えることで、主菜のようなボリューム感が出る豚汁。
日に日に寒くなるこの季節には欠かせない、心も身体も温まる一品だ。基本に忠実な善次郎のレシピに対し、今回紹介するのは、柔らかな味わいの清美流の豚汁。うま味が身体に染みわたる、あっさりした味付けが特徴だ。

ポイント①

具材を炒めずに煮ることで、柔らかな食感に。

豚汁の作り方は、豚バラ肉や野菜、こんにゃくを油で炒めてから煮ることで、素材それぞれの味を引き出すのが一般的。しかし今回清美が選んだのは具材を炒めず、出汁でそのまま煮るという手法だ。これにより具材全体に出汁のうま味がしっかりと染みて、味噌汁のような柔らかな食感が生まれる。

ポイント②

コクを出す隠し味は、みりん。

具材が柔らかくなるまで煮て味噌を溶き入れたら、最後に醤油とみりんを加える。醤油には香りづけの、そしてみりんにはコク出しの効果があり、品良くまろやかな味に仕上がる。また最後に針生姜を乗せたり、兼原のような辛い物好きには七味唐辛子を加えると、味のアクセントにもなる。

笠原将弘のもうひと手間!

「私の店でも豚汁にみりんを加えて、コクを出しています。また具材を“煮る”清美と“炒める”善次郎の間を取って、下茹でしてから炒めるという方法もあります。肉の脂が適度に落ちるので、豚バラ肉が苦手な人の口にも合うのでは? また、季節によって入れる具材を変えてアレンジするのもおススメです。
たとえば今の時期であれば、数種類のキノコを入れて仕上げに柚子の皮を乗せてみたり…。もう、想像するだけで食べたくなりますね(笑)」

ざきのすけ。「音楽は僕のコミュニケーション手段」

ざきのすけ。「阿吽」で主題歌熱唱!

ドラマの主題歌『オレンジ』を歌う22歳のシンガーざきのすけ。が、このほど撮影現場を訪れた。
日頃はストリートライブを行っているというざきのすけ。は、その際の機材を用意して登場。
また楽曲にちなみ、オレンジ色の駄菓子をいっぱい持ってきたざきのすけ。に、桜田も大喜び。

「阿吽」のセット内で、桜田、渡部、窪塚を前にし主題歌を熱唱した。歌い終わるとスタッフからも大きな拍手を受けたざきのすけ。は、「阿吽のセット内ということもあり、自分も作品の一部になれたような感覚です」と、興奮冷めやらぬ様子だった。

生歌の熱唱に、俳優陣も大感激

「目の前でプロの方の生歌を聴いたことがなくて、本当に心に響きました。ざきのすけ。さんの力強い歌声が阿吽の雰囲気とも相まって、とても素晴らしい空間になりました」と桜田は感激。一方の渡部が「本当に素敵な歌ですね。このような定食屋で歌っていただいて感謝しています」と冗談交じりに言うと、ざきのすけ。も大恐縮。そして窪塚の「自分が出演しているドラマの生歌を聴くのは初めての経験で、とても嬉しいです。撮影では桜田さんと渡部さんに追いつくのに必死の毎日なんですが、曲を聴いてまだまだ頑張ろうという気持ちになりました」という熱い言葉に、今度は大感激。柔らかなメロディに、ざきのすけ。による他にはない世界観の歌詞が乗ることで、土曜の夜にふさわしい温かな曲となった。

ざきのすけ。コメント

最初にオファーを受けたときは、驚きと同時にとても光栄なことだと思いました。またこのドラマは料理がテーマになっていますが、僕自身も料理がとても好きで、そこにリンクした温かな作品が作れるのではないかというワクワク感も感じました。

実は僕自身も人とのコミュニケーションが得意なほうではないんですね。清美さんのコミュニケーション手段が料理だとしたら、僕の場合は音楽。音楽を通じて人とのつながりができたり、自分なりの居場所を作ることができています。

『オレンジ』の中にも「おかえりでほどけるように ただいまでほぐれるように」という歌詞があるのですが、そうした居場所の大切さや、当たり前すぎて忘れがちな日常の優しさみたいなものを伝えられたらいいなと思い、この曲を作りました。

ドラマというのは、僕のことを知らなかった方にも曲を聴いていただける「場所」。清美さんは自分らしくいられる場所を見つけ成長していきますが、皆さんもそういう場所の大切さに気付いて、この曲を聴いて、温かな気持ちになっていただけたらすごく嬉しいです。

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