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『あたりのキッチン!』清美が味見役に!
栄養たっぷり『ブリの南蛮漬け』
いよいよ物語は、後半戦へ。桜田ひより主演のハートフル“グルメ”ドラマ『あたりのキッチン!』(東海テレビ・フジテレビ系/今夜23時45分)。なぜ善次郎(渡部篤郎)が書いたちらし寿司のレシピを清美(桜田ひより)が持っていたのか? 清美と「阿吽」のつながりは?など、今後の展開が、大いに気になるところだ。そしてもう一つの見どころは、毎回登場する料理。今宵のおススメは、揚げ物なのに甘酢の効果でサッパリいただけるブリの南蛮漬け。美味しく作るポイントを、東京・恵比寿「賛否両論」店主で、料理監修の笠原将弘氏に教わった。
第6膳 甘酸っぱくてカラダに優しい「ブリの南蛮漬け」
揚げ物ならではの食べごたえがありながら、甘酢の効果でサッパリといただける南蛮漬け。できたて熱々はもちろん、冷蔵保存しても美味しくいただける人気の一品だ。
ここで紹介するのは、清美のアイデアが反映されたブリの南蛮漬け。風邪を引いた善次郎のために、清美がなぜ南蛮漬けを選んだのかを想像すると、今夜のドラマがより一層楽しめるかも?
ポイント①
食べる人にあわせて、野菜の処理を変える
ブリと一緒に漬ける玉ネギ、ニンジン、生姜は、どれも生でも食べられる野菜。
食べごたえを出したければ生のままで、また柔らかな食感にしたければ炒めてから漬け込むといい。
ただ、千切りにした長ねぎには最後に盛り付ける。
これにより独特の辛みが活き、食感のアクセントにもなる。
ポイント②
隠し味の昆布茶でうま味アップ
酢、醤油、砂糖で調味するのが一般的な南蛮漬けの漬け汁。清美はここで、善次郎から教わった昆布茶を隠し味に使用。昆布が主成分の昆布茶は、手軽に料理のうま味をアップさせられる、万能のチョイ足し調味料。さまざまな料理に使えるので、ぜひ揃えておくといい。
笠原将弘のもうひと手間!
「揚げた食材を甘酢に漬ける南蛮漬け。揚げ衣に片栗粉を使用すると、どうしても時間が経ったときにベチャッとした食感になりがちなので、ここは薄力粉をオススメします。またブリやアジ、サバといった青魚が南蛮漬けの定番ですが、サケやサワラ、タイといった魚もよく使いますね。
そして意外なところではカキも。フライにした際にレモンを添えるように、カキと酸味は相性がいいんですよ」
レシピを紹介している公式インスタグラムでは、毎回、その料理に関するアンケートを実施している。
ちなみに先週紹介した「豚汁」では、具材の数を尋ねたところ ①1~3種類 ②4~6種類 ③7~9種類 ④10種類以上のうち、②が58%と最も多かった。
アンケートは、放送後の月曜日にアップされる。ぜひ参加して欲しい。