7月の天候と土壌雨量と土砂災害!
今日の最高気温、名古屋33.6℃、岐阜34.4℃、津32.5℃と各地平年並の値でした。
東海テレビ玄関前、午後5時頃のお天気ボードです。午前中は湿度高かったがこの時間は湿度下がり過ごしやすく。
今日から8月、7月の天気を振り返ると降水量少なく、最高気温の平均値は高かったです。これは早い梅雨明け(7月8日)の影響です。記録的猛暑の2010年7月(32.2℃)を上回る最高気温の平均値でした。名古屋は観測所で局地的な非常に激しい雨があったので降水量それほど少なくはありませんでしたが、地点によっては少雨傾向が顕著でした。特に西日本の太平洋側で雨が少なくなりました。高温、少雨は8月も続く予想です。
土壌雨量分布図です。地面がどれほど雨水で湿っているのか、地盤の緩みを知る目安です。雨が止んでも大雨注意報や大雨警報が解除されないのは「(土砂災害)」と付記され、土砂災害への注意喚起なのです。注警報発表の基準や目安ともなっています。
土砂災害には、山崩れ、がけ崩れ、地すべり、土石流があります。山・がけ崩れは山やがけの急な崩落です。地すべりはゆっくりとした崩落。土石流は土砂が雨水によって流され、山津波ともいいます。
小石がパラパラ落ちてきたり、地面がひび割れしたりしたら崩落の兆候です。川の水位が下がったら上流で川の水がせき止められているかもしれません。土石流の危険が迫ります。
雨が止んでも土砂災害には充分な注意警戒を。
明日午前9時の予想天気図です。前線は消えて、高気圧圏内の東海3県は晴れ。北東気流の入る北日本太平洋側や関東で雲厚く低温傾向、高気圧を回る暖湿気入る西日本では高温傾向、東海3県は西日本と同じく気温高めです。暖湿気直接入る九州北部や中国、北陸は雨の所も。
最後にお天気のあらすじです。高気圧が徐々に勢力を増してきます。向こう1週間は晴れて昇温します。水不足が心配です。
最後の最後に今日の空。名古屋市中区、昼前の曇天です。昨日お伝えした予報より雨の降り始めが早くなりすいません。前線自体は活発ではなく、前線に向かう暖湿気による降水が主となりました。ではまた明日!