新しい言葉と古い言葉・天気図の見方「高い時計」!
今日の最高気温、名古屋14.3℃、岐阜13.9℃、津12.8℃と昨日と同じくらいで平年より2~3℃低い11月下旬~12月上旬並の値でした。先週はクリスマス頃の気温でしたので少しは寒さに慣れたかもしれません。
今日の空。名古屋市東区、昼前の晴天と黄葉したイチョウです。新語・流行語大賞ノミネート50語が発表。昨年は「爆弾低気圧」がトップテン入りしたが、今年は気象用語のノミネート無し。微妙に関連性があるのは「PM2.5」「日傘男子」くらいでしょうか。「特別警報」候補に入ると思ったし、入ることによって知られるという効果が見込めたのに。実際知らない言葉が多くてへこみます。
東海テレビ玄関前、午後5時頃のお天気ボードです。乾燥してますが昨日のこの時間よりは湿度高めのひんやり12℃。
新語・流行語ではなく昔からあるお天気のことわざです。「霜が遅い日は雪が早い」「落葉早ければ雪が早い」判断はこれからです。落葉日は葉の80%以上が落葉した最初の日になります。
明日木曜午前9時の予想天気図です。天気図を見るのがあまり好きではない方も多いでしょう。学生時代の私もそうでした。これからも折に触れ天気図の見方を扱います。「等圧線が多い、込み合っているほど風が強い」気圧の差を解消しようと動く空気が風です。風向きはそれぞれの渦の方向を覚えておけばわかります。地球の自転によって回転方向が決まっているのです。低気圧は反時計回り、高気圧は時計回り。「高い時計」と覚えましょう。「高い」気圧は「時計」回りという意味です。
武田邦彦先生が本番中に「私は風向きで低気圧の位置がわかるから天気予報見なくてもいいの」なんて仰るから「見てくださいよ~」と返しながら、思い出せなかった・・・何だったっけ。
本番後に検索。風を背に受けて左手前方に低気圧中心がある・・・ボイス・バロットの法則でした。
明日木曜午後9時の予想天気図です。西から冬型緩みます。等圧線が込み合うのは北日本です。
明後日金曜午前9時の予想天気図です。冬型は土曜まで続いて、冷たい北西風も続きますから、土曜まで平年より低めの気温となります。
最後にお天気のあらすじです。明日概ね晴れ。続く、冬型の気圧配置と初冬の寒さ。ではまた明日!